スカパー!生中継 Ch184 後01:50〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ2編
----------
☆F東京側プレビューはこちら
今季のJ2リーグ開幕戦では、北九州に3−0(得点者はFW深井正樹、MF米倉恒貴、FWオーロイ)で勝った千葉。だが、スコアこそ3−0と快勝だったが、北九州に自由にボールを動かされてしまう時間帯があっても粘り強く無失点に抑えた守備に対して、攻撃は大きな課題が残った。一つはオーロイにボールを当てる形が多くなってしまい、狙いとしていたようなボールポゼッションができなかったこと。そして、カウンター攻撃のチャンスの場面でミスからフィニッシュに持ちこめなかったことや、得点シーン以外にもあった決定機をモノにできなかったことなどだ。
昨季、J1に昇格した柏、甲府、福岡との千葉の対戦成績はいずれも1分1敗だった。千葉が欲しい勝点を得られなかっただけでなく、J1昇格争いのライバルに勝点をプレゼントしたことになる。もちろん下位チーム相手のいくつかの黒星も痛かった。だが、今季こそ『J1復帰』を果たすには、前述の攻撃の課題をクリアして強豪チームにもしっかりと勝たなければならない。その点を考えると、今季のJ2リーグで抜群の戦力を持ち、J1昇格の大本命といわれるF東京と戦う今節は、J1昇格争いのカギとなる重要な一戦だ。
千葉はJ2リーグ戦の中断期間に静岡キャンプを行ない、フィジカルコンディションを向上させながら攻守の戦術の徹底を図った。その成果を試す場の一つだった4月16日の川崎Fとの練習試合は、主力組中心の1試合目を2−1(千葉の得点者はMF佐藤勇人、深井)、控え組中心の2試合目を2−0(得点者はFW青木孝太、MF太田圭輔)で勝った。
1試合目に出場したDF竹内彬は「川崎FとF東京の戦術は違うけど、F東京はJ1クラスのチームなので、今日はある程度F東京をイメージしてプレーした。失点したのでパーフェクトとは言えないけど、J1でトップクラスの川崎Fに攻め込まれる時間帯もじれずにブロックを作って守れたことには手応えがある」と話した。今季の千葉は基本的にはゾーン守備のため、選手が流動的にポジションを変えるF東京の攻撃に、どれだけ集中を切らさずに組織的に対応できるかがカギになる。もちろん、局面で相手と一対一になった時、負けずに相手の自由を奪うことも必要不可欠だ。
また、川崎Fとの練習試合では単純にオーロイにロングボールを入れる形は減り、ボールを動かしながらサイドをうまく突いて得点機を作る場面も増えた。とはいえ、オーロイが攻撃の組み立てにおいて重要なことは変わらず、オーロイへの徹底マークやオーロイが落としたボールに絡む選手のケアをF東京は重要視しているはずだ。青木孝は「チームとしてやろうとしていることを選手一人ひとりができるようになってきて、チームとしてもレベルアップしているので、そういう形をしっかり出して勝ちたい」と話した。選手個々の能力が高いF東京に個の強さを出させないように、組織的な攻守で対抗したい。
注目を集める一戦だが、米倉は「自分には38試合のうちの1試合。意識しすぎてミスをしたらしょうがないので、いつも通りやるだけ」と話し、MF坂本將貴は「いつもの1試合と思うけど、ここで勝つことが一番いいのでJ1クラスのF東京を相手に『やってやろう』という気持ちはある」と話した。J2リーグ再開を、そしてホーム開幕戦を待ちかねていた千葉サポーターの声援をパワーにして、千葉にしっかりと勝ちきってほしい。
以上
2011.04.23 Reported by 赤沼圭子
















