4月23日(土) 2011 J1リーグ戦 第7節
大宮 0 - 1 柏 (14:04/NACK/8,441人)
得点者:55' レアンドロドミンゲス(柏)
スカパー!再放送 Ch185 4/24(日)深01:00〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ1編
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お互いに前半と後半で、違うチームになったかのようだった。まるでピッチに何か仕掛けでもあるかのように、メインスタンドから見て左から右に攻めるチームが押し込んだ。リーグ再開を待ちわび、雨の中をホーム開幕戦のゴール裏に集結した大宮サポーターにとっては、終始遠いサイドで試合が行われ、しかも敗戦という苦い結果。もちろんピッチに仕掛けがあるはずもない。仕掛けたのはハーフタイムの柏・ネルシーニョ監督だった。
前半、圧倒的に押していたのは大宮だった。システムは今シーズン初めから取り組んできた4-2-3-1ではなく、中断期間に準備した4-4-2。システム変更というより、長年大宮が続けてきたシステムだけに、「戻した」と表現したほうが正しいかもしれない。李天秀、ラファエルの看板2トップに、U-22日本代表の東慶悟、そして鈴木淳監督が「すごく伸びている」と評するこちらも期待の若手、渡部大輔がからんで次々とチャンスを作りだす。前半だけで放ったシュートは実に8本。レイソルにほとんどサッカーをさせず、プレス席では「まあ柏もJ2に慣れちゃった感じだよね」とつぶやいた記者もいたほどだ。
それが後半、一変する。当然、柏は何か手を打たなければならない。「選手交代ではなく、出ている選手の持ち味を生かす」(ネルシーニョ監督)ために、田中順也と大津祐樹の2トップから、田中を中央に残して大津を右に張らせ、左MFの茨田陽生を高い位置に張り出させ3トップとし、右MFのレアンドロ ドミンゲスが中央で自由に動く4-3-3にシステムを変更した。これによって大宮は、渡部と東が柏の両ウイングに引っ張られ、「守備というより攻撃のほうが機能しなくなった」(鈴木監督)。特に東と村上和弘の右サイドは柏に完全に制圧され、失点もそこから。田中のミドルシュートが金英權の背中に当たってコースが変わり、北野貴之が素晴らしい反応で弾いたボールをレアンドロ ドミンゲスが押し込んだ。
大宮は75分にボランチの上田康太に代えて藤本主税を投入し、東がボランチで藤本がトップ下の4-2-3-1に。80分には右サイドバックの杉山新に代えて石原直樹を投入し、渡部大輔を右サイドバックに下げ、ラファエルと石原の2トップの4-4-2に再び戻して点を取りに行くが、柏の粘り強い守備を崩すことはできなかった。
鈴木監督が「前半のうちに点が取れていれば……」と悔やむように、大宮が良い時間帯に先制していれば、ゲームはまったく違う展開になっていただろう。ただ、前半の大宮の8本のシュートはほとんど枠をとらえられず、枠内のシュートもすべて菅野孝憲に処理された。柏の「J2で積み上げた、劣勢に立たされても慌てずに耐える」(田中)守備が、シュートの距離や角度を限定していたためだ。逆に大宮は「苦しい時間帯にバタバタしてしまう」(北野)ところが露呈し、結果として不運な失点を招いた。
お互いに前半と後半の45分ずつを支配したゲーム、勝敗を分けたのは、ただそれだけの差だった。大宮にとっては悲観すべき内容ではないが、どんな試合でも苦しい時間帯は必ずあるだけに、そこを修正できなければ不安定な戦いが続くだろう。
以上
2011.04.24 Reported by 芥川和久
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