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【J1:第7節 鹿島 vs 横浜FM】レポート:徹底した守備を完遂した横浜FMが完勝。鹿島は悔しい3失点で課題を残す。(11.04.24)

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4月23日(土) 2011 J1リーグ戦 第7節
鹿島 0 - 3 横浜FM (14:05/国立/15,688人)
得点者:3' 小椋祥平(横浜FM)、76' 栗原勇蔵(横浜FM)、90'+4 オウンゴ−ル(横浜FM)
スカパー!再放送 Ch181 4/26(火)後09:00〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ1編
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「勝って被災地に勇気や元気を届けたい」
その気持ちでまとまっていた鹿島のイレブンだったが、思いを遂げることはできず、堅守を貫いた横浜FMの前に0-3の完敗。横殴りの雨に濡れそぼった試合後は疲労感ばかりが残る結果となった。

試合前、スタジアムは温かい雰囲気に包まれていた。アウェイ側のゴール裏には「今度は鹿島でやろう」というバナーが掲げられ、改修工事中のカシマスタジアムが使えず国立競技場をホームスタジアムとして使用せざるを得なかった対戦相手を思いやるメッセージが発信された。さらに横浜FMの選手たちも鹿島側のゴール裏へ出向いて挨拶。サッカーファミリーのつながりの強さを感じるひとときだった。

しかし、試合が始まると鹿島はいきなり冷や水を浴びせられることになる。開始わずか3分、GKの飯倉大樹が蹴ったボールは鹿島のアレックスが軽率なプレーによって相手に奪われてしまう。勢いよく前に出てきたのは小椋祥平。そのままの勢いで右足を振り抜くと逆サイドのゴールネットに突き刺さり電光石火の先制点を奪う。

いきなり先制点を許した鹿島も反撃に出ようとするが、この日の横浜FMは全員に徹底した守備意識が貫かれていた。DFの4人と中盤の4人がきれいに2列のラインを形成し、ラインの高さも低めに設定。相手ボールになるとすぐに帰陣し、鹿島が狙うサイドやDFラインの裏のスペースを全員で消しにかかる。
これに対し鹿島は攻略の糸口を掴めない。20分、セットプレーのこぼれ球から小笠原満男がミドルシュートを放つも、わずかにゴール左へ。それ以外はほとんどチャンスをつくれず前半を終えた。

後半頭から、鹿島は切り札を投入。カルロンと遠藤康に代えて大迫勇也と本山雅志を送り込む。一度、大迫が左サイドのライン際からゴール前まで切り込みチャンスをつくりクロスを送るも、好判断で飛び出した飯倉がキャッチ。変わりかけた流れを高い集中力で押し戻した。
逆に76分、CKのクリアが短くなったところを栗原勇蔵が豪快に蹴り込み追加点。アディショナルタイムにも速攻から相手のオウンゴールを誘い、横浜FMが3-0で鹿島を退けた。

「この強いアントラーズに勝ったことは本当に嬉しいですね」
試合後、木村和司監督の声は弾んでいた。低い位置に設定された徹底した守備も狙いどおり。開幕戦の名古屋に続き、堅い守備に手応えを得る結果となった。
対する鹿島はアジアチャンピオンズリーグ(以下、ACL)で露呈した課題を解消することはできなかった。またも、堅陣を敷く相手に苦戦、最後まで相手の守備を崩せなかった。昨年もそうした相手に苦戦し、引き分けがかさんだことが優勝争いから脱落した原因だっただけに、どうにか糸口を掴みたいところ。リーグとACLを同時に制覇するためにも、この状況を乗り越えなくてはならない。

以上

2011.04.24 Reported by 田中滋
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