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【J2:第12節 湘南 vs 鳥栖】プレビュー:好調の3位・鳥栖が平塚に来襲。ホームの湘南はトレーニングの成果をひたすら示すのみ。(11.05.15)

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5月15日(日)J2 第12節 湘南 vs 鳥栖(16:00KICK OFF/平塚チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch183 後03:50〜
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前節のホーム愛媛戦の試合後、反町康治監督は語っている。「思い切りのなさが閉塞感を生んでいる」。攻撃についてのこの述懐は、チームのシュート数を見れば明るい。相手の9本に対して5本、すなわち湘南は愛媛のほぼ半分しか撃っていないことになる。それでもスコアは1−1なのだから、決定率が高いとも捉えられるが、ポゼッションが互角ならばフィニッシュのシーンも増えていい。そのため今週のトレーニングでは、閉塞感を打破すべくテコ入れが図られていた。

見覚えのある戦術練習も、アイデアひとつで様変わりする。さながら隠し味を仕込むかのように付け加えられたルールが、シュートの意識を喚起する。トレーニングの充実感は選手たちの表情に明らかだ。

「いい練習ができました」前節、スタメンで守備に起点に奮闘した巻佑樹の汗が眩しい。
「撃とうと思っていればシュートまで行けるし、シュートの意識があれば撃つための準備もしっかりするようになる。もちろん、速い攻撃だけじゃなく大事に攻めることも必要だと思う。でも多少の無理があっても、ゴールをこじ開ける迫力をもって前に前に行けば何かが起きるはず。点を取らなければ勝つことはできないし、僕自身、点を取りたいですね。サポーターもたくさん応援に来てくれるし、まずは勝ちたい」

巻の言葉にふとシンクロしたのが、GK西部洋平が語ったJ2の印象である。「思わぬところでシュートを撃ってくる場面がある。ミドルの意識が高いのかもしれないと感じています」。これもまた、フィニッシュの大切さに通じる立場を代えた指摘と言えるだろう。最後尾で湘南の堅守を支える西部は、さらに続けている。「イージーなシュートを止めるのは当たり前。加えて、なんとか触れたかもしれないシュートも止められるようにしたい。愛媛のゴールにしても、たしかに難しかったかもしれないけど、それでも僕にできることはあったと思う。チームとしては、みんな頑張ってくれて、バランス良く守れていると思います」。皆それぞれ自問を繰り返しながら、チームは発展の途を踏んでいる。

その湘南がホームで迎え撃つは、現在3位につける鳥栖である。リーグ戦再開以降、引き分けを挟んで3連勝中と好調だ。ひとつ記録している引き分けは、昨季J1の京都を相手に、退場者を出したうえでのスコアレスドローである。相手を前半0に抑え、先行逃げ切りを図る感があったが、大分を迎えた前節は、前半のうちにリードを許しながら試合終了間際の2得点で劇的な逆転勝利を演じてもいる。

「自分たちのリズムでできればおもしろいチームやと思います」昨季まで湘南に在籍していた永田亮太は、リーグ再開戦となった横浜FC戦の勝利のあと、手応えをこう表現した。中盤で攻撃を操るその永田をはじめ、チームトップの3得点を挙げている右MF早坂良太、試合を重ねるごとに出場時間を伸ばしゴールも挙げているFW豊田陽平、前節左サイドから逆転の2ゴールを演出したキム・ミヌなど役者が揃う。連勝の只中にある鳥栖とすれば、アウェイで湘南を倒し、さらなる勢いを駆りたいところだろう。

一方の湘南にとっては前節に次ぐホームゲームである。「自分たちのやるべきことを整理して、いいトレーニングができている。次が大事だ」反町監督は語った。相手も当然ゴールを割らせない覚悟で挑んでくるなかで、トレーニングの成果を、ポゼッションを高めた進化の次なるステップを、ピッチに刻みたい。無論ディフェンスも然りだ。なにより巻が話したように、開幕戦以来サポーターと分かち合えていないホームでの勝利の喜びを続けて逃すわけにはいくまい。

以上


2011.05.14 Reported by 隈元大吾
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