スカパー!生中継 Ch181 後01:20〜
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ホーム・ヤマハスタジアムで大差で勝利した前節・福岡戦では攻撃陣が爆発。山崎亮平のゴールで先制すると一気に試合の主導権を握り、ワンサイドと言ってもいい展開となった。さらに前田遼一、山本康裕といった前線の選手がゴールを奪えたことで、波に乗って今節の静岡ダービーに臨むことができるはずだ。
後方でチームを支える加賀健一も「攻撃陣は調子がいいし、必ず得点を取ってくれると思う」と話していたが、それほどまでに今のオフェンス陣には躍動感がある。この勢いはディフェン面にも波及しており総じてチーム全体がアグレッシブに戦うことができている。今季フレッシュな面々が加わったサックスブルーは順調なスタートを切ったと言っていいだろう。
公式戦として迎えるダービーマッチは今季初めてであるが、4月上旬にはアウスタで開催されたチャリティーマッチで対戦している。この時には前半に主導権を握られ、前半終了間際にセットプレーから先制点を奪われているが、今回の試合でも序盤の戦いが勝敗を左右することになるだろう。「いい入りができればいいゲームができる」と語るのは柳下正明監督。先制点を奪うことができればさらに優位に試合を運ぶことができるだろう。ただ、スコアに左右されない安定感もここまでの戦いで感じることができることも事実。仮に0-0のまま試合が進んだとしても焦る必要はないだろう。焦れることなく試合を進めることができれば自ずとチャンスを作れるはずだ。
今週、前節の福岡戦で左足を痛めたパク チュホが24日、25日と別メニューで調整していたが、26日のトレーニングからは戦列に復帰しており、ベストメンバーで試合を迎えることができそうだ。左サイドからパクと山田大記、右サイドから山本康、駒野友一と、両サイドから清水ゴールに迫りたい。ゴール前で待ち構えるのはエース・前田と山崎の2トップ。中盤2列目からの飛び出しも含めた攻撃で相手最終ラインを苦しめることができれば勝機は大いにある。「相手も勢いがあると思うけど、周りと上手く連動しながら得点が取れれば」と語っていたのは山崎。とりわけゴール前では激しい攻防が繰り広げられるだろう。
試合当日の天気予報は雨。試合2日前にヤマハスタジアムで行ったトレーニングではピッチに水をまき、スリッピーなピッチコンディションを想定しており、事前準備に一切の妥協はない。アウスタを沈黙させるための用意は整った――。
以上
2011.05.27 Reported by 南間健治













