3月・4月の3試合で2ゴールとハイペースでゴールを量産したリカルド・ロボ選手。いずれも決勝ゴールと、抜群の勝負強さも見せつけた栃木の頼れる背番号9は、5月に入ってからまだゴールを決めていません。しかし、トレーニングではロボ選手にしか決められない、難易度の高いシュートを次々と決めています。フィーリングもコンディションも問題はありません。
難度が高いといえば、思い出されるのは昨季の第10節、グリスタでの徳島戦。右サイドの角度がないところからGKの意表を突く、ストライカーにしか打てない、いや選択しないであろうシュートで度肝を抜きました。前節の愛媛戦では何度も決定機が巡って来たものの、ネットを揺らせなかったことで「ストレスが溜まっているというよりも、悲しいし、悔しい。自分がいつもならば決めているゴールが決められないから。チームが勝っていれば、そんなことも感じないけど……チームが負けているからゴールの必要性は感じている」と、ロボ選手はエースとしてのプライドを露わにし、強い責任感も口にしました。
前節、今季初の連敗を喫した栃木。絶対的フィニッシャーの一撃が停滞したムードを激変させ、5月の成績をイーブンに、連敗を2で阻止するためには必要不可欠であることは言うまでもありません。もちろん、ロボ選手本人もそのことは自覚しています。
「これまでのサッカー人生でも決めきれないシーンはあった。(ゴール)出来ていないことが、次へのエネルギーになる。徳島戦ではしっかりプレーしたい」
ゴールシーンには自分が必要だとも話したロボ選手。4試合ノーゴールを発奮材料に、飢えた狼(ロボはポルトガル語で狼)は、そろそろゴールという獲物を捕らえてくれるはずです。
以上
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2011.05.27 Reported by 大塚秀毅
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