今日は大分駅や別府駅、杵築駅など13カ所で、40人の職員が出動し延べ5000枚の告知チラシを配った。
「絶対に3万人集める!」と意気込む広報の豊東和夫氏は、練習に訪れたサポーターに声をかけ、マスコミ各社にも告知をお願いするなど勢力的に動いている。
豊東氏こと「ブンちゃん」は、トリニータがトリニティと呼ばれていた頃、JFLに昇格したチームにDFとしてやってきた。名門・鹿児島実業高校の出身で、当時は「大分の竹野内豊」と呼ばれたとか。大分の水、いや食が合ったようで、現在は昔のシルエットを思い出すのが困難であるが、実にイイ男であることには変わりない。
膝のケガで2年しか選手としてプレーできなかったが、その後はアカデミーのコーチや、グッズ販売担当や経営企画を経て、昨年から広報の職に就いた「トリニータ愛」に溢れる人である。
そんなトリニータ一筋のブンちゃんに「もし3万人に集まらなかったら?」と意地悪な質問をしたら、「J1時代には3万人以上が来場してくれた実績があります。J2になって離れたファンを呼び戻せば実現できます」とキッパリ答えた。「でも難しいと思うよ」とさらに噛み付くと、「3万人集まらなかったら坊主、いや角刈りにします」と宣言。
「自分、不器用ですから」とブンちゃん。それは高倉健であって、角刈りは菅原文太なんだが…と思いつつ、3万人プロジェクトに失敗すると角刈りになることが公約となった。ちなみに、ブンちゃんのほかにも、チケット担当である運営事業部チーフマネージャーの水島伸吾氏も角刈りを宣言。
サポーターおよび大分県民の皆さん。2人が角刈りにならないように、7月9日は大分銀行ドームに足を運んでください!
以上
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■7月9日(土)J2 第20節 大分 vs F東京(19:00KICK OFF/大銀ド)
2011.06.08 Reported by 柚野真也













