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【J1:第14節 大宮 vs 浦和】浦和側プレビュー:ヤマザキナビスコカップで久々の勝利を飾った浦和。ダービーマッチを制し、次はリーグ戦でも凱歌をあげる!(11.06.10)

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6月11日(土)J1 第14節 大宮 vs 浦和(19:00KICK OFF/NACKチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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今度はリーグ戦だ。浦和はヤマザキナビスコカップの山形戦で約1カ月半ぶりに白星を飾ったが、その勢いのまま大宮との「さいたまダービー」でリーグ戦7試合ぶりの勝利を目指す。

「勝つことでチームがいい方向にいくと思うし、山形に勝てたことで抜けた感は少しある」。高橋峻希は長いトンネルの先に光が見えてきたと感じている。以前、柏木陽介が「何よりもいいクスリになるのが勝点3」と語っていたが、チームに少しずつ自信が戻ってきている。
システムを4−2−3−1から4−4−2に変更したことで、戦い方が整理されつつある。「1トップから2トップになって縦に入れやすくなった」と高橋が語るように、以前に比べて縦パスがスムーズに入るようになり、高い位置で起点を作れる頻度が増えている。
1トップだった時はエジミウソンに相手DFのチェックが集中していたこともあり、なかなかボールが収まらなかった。孤立する場面も目立ち、“1人消えている”ような状況になることが多かったが、いまは前線に的が2つあって相手の注意が分散されるため、FWにボールが入りやすくなっている。前線に当ててセカンドボールを狙うというのも形の1つになっていて、永田充は「ゴールキックとかでも、エジとヒロ(高崎寛之)が勝ってセカンドを取れている」と2トップ効果を感じている。

一方、課題として残っているのは、全体が間延びする時間がまだまだ長いという点だ。指揮官が練習で何度も「コンパクト!」と注意しているだけあって、試合を重ねるごとに少しずつ改善されてきてはいる。ただ、序盤は比較的コンパクトになっていても気がつくと間が空くようになって、パスの距離が遠くなり、プレッシングもかけにくくなるというケースが見られる。
「前半はうまくはまっていいけど、時間が経つにつれて間延びするレッズの悪いところが出る。運動量が減って、人と人の間隔が開いて、スペースができてピンチになるシーンが多くなっているので、そういったものを減らさないと勝ち続けられない」と高橋も警鐘を鳴らしている。

「さいたまダービー」では、ペトロヴィッチ監督がGKの人選でどういった決断を下すのか気になるところだ。山形戦では、加藤順大が久々の実戦機会だったにもかかわらず存在感を示した。特にボールをつなぐところで山岸範宏とは違った武器を持っていることをアピールし、後方からのビルドアップがスムーズになっていた点は見逃せない。「テンポがすごいいいし、逆サイドを前もって見ているので、簡単に蹴ってしまう場面は減った。ビルドアップの部分で能力が高いのですごい助かる」と永田も信頼を口にする。
さらにキックだけでなく、スローイングでのスピーディな球出しも攻撃のテンポアップを触発していて、高橋は「GKからつなぐリズムが作れる」と加藤の“攻撃力”に太鼓判を押す。GKとして一番大事なゴールを守る仕事でも落ち着いたプレーを見せており、ビッグセーブでチームを救う場面もあった。ヤマザキナビスコカップの流れを大切にするという意味で、指揮官がリーグ戦でも加藤を起用するのかどうか気になるところだ。

ローカルライバルとの一戦では、相手の出方も注意して見ておきたい。大宮は4−2−3−1と4−4−2のフォーメーションを持っていて、前節のC大阪戦では4−4−2を使用したが、それは雨を考慮した一時的な変更なのか、それとも清水戦大敗を受けて改めて戦術を見つめ直した結果なのか。浦和戦にはどのシステムを選択するのか注目したい。
ただ、いずれにしても警戒すべきはラファエルの存在だ。4−2−3−1の場合はサイドに入り、中央よりもプレッシャーの緩いところでフィニッシュの1つ、2つ前のプレーに絡むことが多い。4−4−2では前線に入るので、ゴールに直結するようなプレーが増える。ラファエルはハイボールでも足元でもボールを収められるので、どちらにしても浦和にとっては脅威になる選手だが、バイタルエリアで決定的な仕事をされる方が嫌だろう。1人でシュートまで持っていける力があるので、特に浦和が間延びしている時間帯に真ん中で存在感を発揮されると苦戦は免れない。
ラファエルは“浦和キラー”として強烈なイメージを残しており、プレシーズンマッチを含めて4試合連続ゴールを決めている。清水戦、C大阪戦で2戦連発と調子を上げてきている相手のエースを封じられるかどうかが勝敗の鍵を握る。

今回の「さいたまダービー」は浦和にとって敵地での戦いとなるが、浦和はアウェイゲームでは4勝2分と大宮に負けたことがない。その相性の良さを生かし、リーグ戦でも久々に勝利の美酒を味わいたい。

以上

2011.06.10 Reported by 神谷正明
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