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【J2:第19節 熊本 vs 鳥栖】鳥栖側プレビュー:混戦のJ2上位に踏みとどまるために、この一戦に賭ける。九州ダービー第2戦は、アウェイ熊本戦。(11.07.01)

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7月2日(土)J2 第19節 熊本 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/熊本チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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※熊本側プレビューはこちら

決して、不調というわけではない。得点はあげているし、やるべきサッカーは見せている。
決して、ベストメンバーが組めていないわけではない。相手よりも多くのシュートを放ち、主導権を握る時間帯も多い。
もちろん、相手が悪いわけでもなく、運が無いわけでもない。
しかしながら、ここ数試合では思うように勝点を上積みできていない。当然ながら、順位も少しずつ下げてきている。
今季のJ2は、近年まれに見る混戦なのである。6位の鳥栖は勝点が21。4位の徳島(同24)にも10位の湘南(同18)にもその差はわずかに3しかない状況である。この時期の順位はさほど問題ではないが、勝点差は上位が勝てばその差は縮まらない。
何としても、上位との直接対決で勝利を得て、その差を詰めておきたい。
今季の対戦相手は、5位の熊本で勝点差はわずかに2である。

鳥栖は、一時期に比べ前線での“タメ”ができるようになった。相手ゴールに近いところでボールを保持することができるようになり、様々な攻撃オプションを見せるようになった。FW池田圭が左右に流れてボールを引き出せば、開いたスペースに逆サイドの選手が飛び込んでくる。FW野田隆之介がポストプレーでボールを受ければ、2列目の選手が追い越してゴールに向かう。彼らだけではない。トップ下に入る選手は縦横無尽に動き回り、パスコースと後ろの選手が入り込むスペースを作る。そして、機を見てサイドバックが攻撃に参加する。と、ここまで書いて、鳥栖の攻撃には問題が無いことに気づく。
ならば、リーグで最もシュートを打たれていない(被シュート数最少)の熊本とはいえ、ある程度は優位に試合を進めることができるだろう。

鳥栖は、一時期に比べ失点が目立つようになった。
とはいえ、直近の5試合では5失点と目を覆うような惨状ではない。うち2試合は、無失点と守備で崩壊しているわけではない。CBの木谷公亮と呂成海が、ラインをできるだけ押し上げ、身体を張って最後尾で頑張っている。ボランチに入る米田兼一郎や永田亮太も、相手のキーマンを潰しながら、危険の芽を摘んでいる。しかも、ここまで熊本との前線で暴れまわっていたFW長沢駿が出場停止である。
ならば、強力な攻撃を仕掛けてくる熊本とはいえ、ある程度は優位に試合を進めることができるだろう。

攻撃も問題なく、守備でも不安は感じることがない。ならば、熊本戦で勝利をあげるための必須条件は何だろうか。それは、先制点でしかないと断言できる。直近の5試合では、先制点を奪われてしまうと敗れている。第17節での愛媛戦(6月19日)でも、第2節の栃木戦(6月29日)も追いつく勢いは見せたが、最後に力尽いている。逆に先制点をあげると1勝1分と結果を残している。ガムシャラに先制点を狙って欲しい。

後は、選手交代で入ってきた選手への対応に気をつけないといけない。当然のことながら、後から入ってきた選手はパワーを持って入ってくるわけで、要注意であることは誰でも知っている。ここで、気をつけないといけないのは、相手がその選手をどのような意図で起用したかを感じることである。鳥栖のストロングポイントを消しに来たのか、自分たちの流れに勢いを増すためなのか。もしくは、全く違う流れを呼び込むための布石なのかを感じ取り、そこへの対応を明確にしておく必要がある。
第15節徳島戦(6月4日)の津田知宏、第17節愛媛戦(6月19日)の越智亮介、第2節栃木戦(6月29日)の船山貴之など、交代して入ってきた選手が、どれだけ鳥栖に嫌な思いをさせたのかを忘れてはならない。

上位にとどまるためには、直接対決で勝つことこそが最良の結果である。今節の熊本戦は、その効果が最もわかりやすい一戦と言えるだろう。

いかなる試合でも、相手に勝たないと評価はされない。
敗者は、慰めや同情を得ることで救われるのではなく、その試合で出た課題を克服してからこそ救われるのである。
試合との間隔が短かろうと、アウェイ戦であろうと、キックオフの笛がなった瞬間からは、ピッチ上ではイーブンなのである。
有利に試合を進めたければ、ボールを保持する時間を相手より長くすれば良い。
勝利に近づけたければ、得点を入れれば良い。
相手の戦意を下げたければ、失点しなければ良い。
そこに介在するのはボールであり、ボールを保持している方が有利なのは言うまでも無い。
サッカーには、攻撃と守備とのふたつの状況しかなく、相手とその状況を奪い合うスポーツなのである。

■この試合注目のCOOL BALLER:豊田陽平(鳥栖)

以上

2011.07.01 Reported by サカクラゲン
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