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新潟は現在、J1昇格後、チームワースト記録の9試合未勝利。ホーム3連戦の2戦目になる今節は、なにがなんでも不名誉記録を止めたいところ。そのためのキーマンの1人がMF田中亜土夢だ。左サイドハーフでのスタメンが有力で、ゴール前でのしつこい動きがチームの攻撃を分厚くする。山形は2連敗中。アウェイ戦だけに、序盤の失点を避けて後半のワンチャンスを狙いに来る。
小柄だが、パワフルでスピーディーな動きがチームを活性化させた。30日の紅白戦、田中は主力組の左サイドハーフでプレー。故障で離脱中のチョ ヨンチョルに代わる形だ。FWに入るミシェウとのコンビネーションからペナルティーエリア内に飛び出し、ゴールを狙った。またプレスをかけた後、さらに相手を追うなど、守備でも豊富な運動量を披露した。
「もっとシュートを打たなければ。何回もチャンスがあったので」。エリア内での自分の動きを反省した。ただ、「体の反応はいいですよ」と状態の良さには手応えがある。山形戦、「相手の守備の間でボールを受けたり、相手が嫌がるプレーをしたい」という狙いがある。何よりも「シュートを積極的に打つ。バイタルに入ったら勝負する」とゴールへの意欲をあらわにした。
今季はここまで5試合に出場し、スタメンは第16節仙台戦と第18節C大阪戦。ともにフル出場した。どちらもホーム戦で、しかも1-0でリードしながらアディショナルタイムに追い付かれた試合だ。「ああいう試合は絶対にしてはいけない」。悪夢を断って、勝利につなげるイメージはできている。持ち味の機動力で徹底的に走りぬくこと。「90分の感覚は分かっている。終盤になっても、そんなにバテない。最初から飛ばしていく」。もともとスタミナには自信がある。がっちりと固めた相手の守備をこじ開けるまで、しつこく走り回るのが仕事だ。
順調にシーズンを過ごしてるわけではない。今季初出場は8試合目の第13節浦和戦だった。それまではベンチウォーマーか登録外。チョ ヨンチョル、木暮郁哉ら後輩のアタッカー陣に後れを取っていた。ただ、状況にかかわらず全力疾走を心がけてきた。練習でもそれは変わらない。得意のプレースキックも自主トレで調整してきた。前節C大阪戦では、コーナーキックをすべてまかされるなど、首脳陣の信頼を自力で獲得した。
あとは試合で結果を出すだけ。それが今後のレギュラー獲得につながる。「勝ちますよ」。その言葉には力強さ以上の必死さが込められている。
山形は2連敗と、新潟と同様に調子が上がらない。好調の伊東俊も故障するなど、主力に故障者が出て、歯車も今ひとつ噛み合わない印象だ。
前節横浜FM戦では前半と後半の終了間際に失点と、粘り切ることができなかった。ブロックを作ってカウンターを仕掛けるパターンがはまる、前半の立ち上がりは自分たちのリズムになるが、リードを許すと厳しい展開となる。
もっとも、プレーの精度そのものは低くはない。一瞬のすきを突いてショートカウンターから連続して攻撃することで、流れをつかむことができる。その土台を作るためにも前半を無失点でしのぐことが必要になる。
勢いよく試合に入り、そのまま先制点につなげたい新潟と、粘って後半勝負にかける山形。どちらも先制点と、その直後の追加点で流れを作りたい。
■この試合注目のHOT BALLER:田中亜土夢(新潟)
以上
2011.07.01 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)













