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【J1:第22節 清水 vs C大阪】プレビュー:良い流れを継続したい清水と、アウェイの連戦で苦しい状況のC大阪。何が起きても不思議ではない中で、どちらが勝負のアヤを自分たちのものにできるか(11.08.19)

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8月20日(土)J1 第22節 清水 vs C大阪(18:30KICK OFF/アウスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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3試合連続0-4の後、前節・大宮戦では3-0の完勝を果たし、悪い流れに歯止めをかけた清水。ただ、良い意味でも悪い意味でも何が起こっても不思議ではないのが、今の清水だとも言える。
そう考えると、清水にとってこの試合が持つ意味は本当に大きい。大宮戦のような良いパフォーマンスを連続して出せるのか、それとも一息ついてハードワークや集中力が低下してしまうのか。そこが、今後のチームの流れも大きく左右することになるだろう。
もちろん、それは選手たちも十分にわかっているが、ここ数年の清水を振り返ると、今のような状況では少しホッとして緩みが出やすい傾向もある。「このチームは、みんながしっかり戦って、(力を)出し切ったところで結果が出る。誰かが楽をし始めたら結果は出ない。(3連敗前の)新潟戦に勝ってから、プレーが怠慢になったりした部分が出てきたと思う」と、高原直泰も連敗時の反省点を口にした。そこを引き締め直して、良い試合の入り方ができるかどうかが、この試合最大の注目点と言える。

ただ、そんな中で練習の時点からチームに少しずつ変化が見え始めているのは、明るい材料だ。前述の反省点を口にした高原は次のように語る。
「練習中からつねに緊張感を持って、怠慢なミスやイージーミスがあれば厳しく言うとか、そういう厳しさが必要なのかなと思います。自分もジュビロの頃はそういう経験をしてきたし、ただ『全力でプレーしていればわかってくれるだろう』ではダメなのかなと。やっぱり言うべきことは言わないとダメだなと(清水に来て)感じました」
そうした空気がチーム全体に浸透してくれば、徐々に一皮むけた清水が見え始めてくるのではないだろうか。

上記のような精神面の課題を別にすれば、戦力面のプラス材料は多い。大宮戦で先制点を決めるなど素晴らしいプレーを見せた枝村匠馬は、「今までは守備のことを多く言われていたけど、今回は思い切って攻撃に行っていいと言われてやりやすかった」と試合後に語ったが、それによってタイミング抜群のゴール前への飛び込みという彼の持ち味は存分に発揮されていた。これでゴトビ監督の信頼を獲得し、枝村にとってよりプレーしやすい状況になるだろう。
その枝村も含めて攻撃陣が思いきったプレーをするためには、アンカー(1ボランチ)が後ろをしっかりとカバーすることが必要不可欠。その意味で、今週新加入が発表されたカルフィン ヨン ア ピンも、大いに期待されている。本職は左利きの左サイドバックだが、1対1に絶対の自信を持っており、DFラインのすべてのポジションを問題なくこなし、中盤もできるユーティリティー。均整のとれた屈強な肉体からもわかるようにフィジカルが非常に強く、183cmと高さもある。ゲームメイクの面はまだ未知数だが、今の清水のシステムにおけるアンカーとしては、必要な能力を十分に備えている。
そのヨン ア ピンは、今節から出場可能。もし右膝に痛みのある岩下敬輔が欠場となれば、いきなりアンカーとして先発する可能性もある。それも今節の楽しみのひとつと言える。
前節右サイドバックを務めた村松大輔は出場停止だが、辻尾真二が出場停止から復帰するため問題なし。左サイドバックの太田宏介は、好調さを取り戻して前節で2点に絡む大活躍。清水が主導権を握る展開にもっていければ、両サイドからの攻撃も大いに楽しみになってくる。

対するC大阪は、水曜日にアウェイで鹿島と戦い(第9節の延期分)、1-2で敗れてから中2日で再びアウェイ・静岡での戦い。猛暑の中、日程的に不利な条件があるうえに、鹿島戦では38分に茂庭照幸が退場となって、10人で50分以上戦っている。その茂庭は今節出場停止で、小松塁とマルチネスという主力2人も負傷により出場微妙という非常事態に陥っている。
ただ、鹿島戦も内容がそれほど悪かったわけではなく、プロ初先発となった扇原貴宏や途中出場の杉本健勇の2人(どちらもU-22日本代表)のプレーも、クルピ監督は高く評価した。今節は、場合によっては扇原貴宏がセンターバックに回り、山口螢も含めたU-22代表トリオが揃って先発する可能性もあり、そこはC大阪サポーターにとっては楽しみな部分だろう。
また、条件的には明らかに不利だが、そこに勝機を見出せる可能性もある。なぜなら、清水には自分たちが有利な条件のときに緩みが出やすいという弱点があり、逆にC大阪のほうは若い選手たちが開き直って思い切り力を発揮できる可能性があるからだ。このあたりの微妙な勝負のアヤという面にも、ぜひ注目してみてほしい。

清水にとっては、大きな期待と多少の不安が入り交じる中での大事なホームゲーム。もちろん、前回(7/23)アウェイで0-4で敗れたリベンジを、ホームで果たさなければいけない一戦でもある。何が起こるかわからないという面がぜひ良い方向に出るように、清水の選手たちの意地と頑張りには大いに期待したい。

以上

2011.08.19 Reported by 前島芳雄
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