8月26日(金) 2011 J2リーグ戦 第26節
岡山 1 - 0 札幌 (19:33/カンスタ/6,759人)
得点者:66' 岸田裕樹(岡山)
スカパー!再放送 Ch183 8/27(土)後03:00〜
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試合後の岡山DF・後藤圭太選手のコメントが興味深かった。「あれだけ攻撃されて、ああいう風に勝てて、自分もピッチにいるくせに感動しました」。後藤は2試合の出場停止に膝の不調が重なって、過去5試合は欠場。今回、「強気に外にずらしたい」という岡山・影山雅永監督の構想に適う選手として、先発に選ばれた。その本人が、岡山が過去2試合で失いかけていた、攻守の切り替え、走る量で相手を上回る姿を見て感動したと言う。そのとおり、このゲームは岡山が、「絶対にほかのチームに負けてはいけない」ハードワークを取り戻すところからスタートした。
キックオフ3時間前から、カンスタは局地的な雷雨に見舞われた。2時間以上降り続いた雨で、芝は大量の水分を含んでいたが、ピッチに水たまりは出来ていない。キックオフの笛が鳴った時は、雨がほぼ降り止み、強かった風も無いに等しい状態だった。岡山はトップに久木田紳吾、シャドーに妹尾隆佑、石原崇兆。最終ラインは一柳夢吾、後藤、植田龍仁朗の初の並びとなった。札幌はジオゴが1トップ、左SHに近藤祐介、右に古田寛幸、トップ下に砂川誠の4−2−3−1。立ち上がりから両チームにミスが多く、プレーは途切れがちになった。
ともに帰陣が早く、必死のクリアが続く中、岡山はボールを奪っても、堅守・札幌にスペースを埋められる。しかし狭いスペースでもボールをつないでこじ開けようとする動きは、すぐに奪い返されることになっても、今までのゲームとは異なる面白さがあった。そういう意味では、奪って前に仕掛けるという気持ちの面では、岡山がわずかに上だった。とくにシュートまでの動きが早い久木田紳吾、玉際に意表を突く強さを発揮する石原崇兆、ひとりでもこじ開けられる妹尾隆佑という前線の3人は、札幌相手に善戦した。
札幌は、立ち上がりから近藤の抜け出し、右SB高木純平の上がりがあったものの、肝心のジオゴにはボールがうまく収まらず、前半終了間際に、近藤を上げて2トップに変更。試合終了後、ジオゴへの厳しいマークについて聞かれた札幌・石崎信弘監督は、「ジオゴだけでなく、両サイドバックを攻撃の起点にしていこうと話したが、作れなかった。とくにサイドチェンジの意識があまりにも薄すぎた」と話した。
スコアレスのまま折り返した後半も半ばになって、このゲーム唯一のゴールが生まれた。後半20分、岡山・久木田に代わってFW岸田裕樹がイン。入って早々、妹尾のクロスに岸田が頭で合わせてシュートを放つが、枠の上へ。その直後、石原のダイアゴナルランからボールを受けた右WB澤口雅彦が見事なクロスを上げ、岸田が2度目のヘディングをゴール右隅に突き刺した。岡山のシュートは札幌GK李昊乗の判断の良さに幾度も阻まれていたが、李の届かない位置に決まった。
互いに10本ずつのシュートを放ち、どちらに転ぶかは読めなかったと言えるだろう。岡山はFWチアゴを控えの切り札として有効に使ったが、チアゴが先発しなかった第21節・アウェイ北九州戦の勝利と同様、機動力のある前線と後方からの力が合わさり、全員のハードワークで貴重な勝点3を掴み取った。札幌は、加入から4戦目のジオゴへのマークを受けて、狙いどおりの攻撃が出来なかったが試合後、高木が話したように、チャンスを決めきることが出来なかったことが、5連勝を逃した大きな理由だ。
しかし勝った岡山も、敗れた札幌も、同様に前に進むための課題に対峙する気力を得たゲームだった。岡山は、相手に絶対に負けてはならない攻守の切り替え、前に出るスピード、食い止めて奪うこと、を毎試合行う気力を、札幌は、J1 への道のりを阻む相手に勝つために必要とされる、たぶん、予想していたよりもさらに大きな気力を。
以上
2011.08.27 Reported by 尾原千明
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