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J2リーグ戦は残り10試合となり、熾烈を極めるJ1昇格争いは佳境を迎えつつある。前節(第30節)終了時で千葉は勝点50で4位。勝点差は、1位のF東京とは7、2位の札幌とは3、3位の鳥栖とは0(順位は得失点差による)で、千葉よりも下位を見れば、5位の徳島とは1、6位の栃木とは7という状況だ。昨季は『1年でのJ1復帰』を果たせず、悔し涙を流した千葉が今季こそ『J1復帰』を果たすには、昨季のような終盤の失速は絶対に避けなければならない。これからは今まで以上に一戦必勝の意気込みが必要だ。
千葉は、10月2日の第30節愛媛戦、中国社会人リーグの島根と対戦した10月10日の天皇杯2回戦は、いずれも1−0(愛媛戦の得点者はFW大島秀夫、島根戦の得点者はDF藤本修司)で勝利を収めた。島根戦の千葉のスタメンにはJ2リーグ戦では出場機会が少ない選手が多く、試合勘の問題もあったが、2試合とも試合の入りが悪く、千葉よりも先に対戦相手に決定機を作られた。だが、そこで失点せず、最終的に千葉が先制できたため、勝利を引き寄せることができたといえる。今節こそは立ち上がりから試合の主導権を握れるように、集中力を高めて相手が付け入る隙を作らないように試合に入りたい。
今季、千葉は6月4日の第15節で草津と対戦。前半はほぼ互角だったが、後半は「入り方が悪かった」(MF佐藤勇人)ことが影響し、スローインから隙を突かれ、FWラフィーニャのクロスをFWアレックスに決められて失点。さらに終盤にはカウンター攻撃でラフィーニャ、そしてFW萬代宏樹に得点を許し、千葉はFW深井正樹のPKで1点を返すにとどまった。守備は個人でも連係でもミスが多く、攻撃は連動性を欠いた。
草津は、7月にラフィーニャがG大阪に期限付き移籍し、今節はアレックスが累積警告で出場停止。10月1日の第30節熊本戦では、立ち上がりから熊本に試合を優位に進められてしまい、クロスから熊本のFWファビオにゴールを決められて失点した。後半にはペースをつかんで反撃したが、フィニッシュの場面での精度を欠いて0−1の敗戦だった。J2リーグ戦は8月31日の第4節徳島戦を2−0で勝って以来、5試合勝利なし(3分2敗)と苦しみ、第30節終了時は勝点35の13位となっている。さらに、岡山と対戦した10月8日の天皇杯2回戦でも草津は決定力不足が響き、延長戦の末に0−1で敗れた。
決定力不足は千葉も同じで、愛媛戦と島根戦では試合をさらに優位に進められる追加点が取れなかった。千葉が最後に2点以上取ったのは、9月10日の第27節鳥栖戦(3−3の引き分け)。こうなると、今節は先制点がより一層重要になりそうだ。草津にはブレ球のFKを蹴ることができるMF松下裕樹がいるし、昨季の第4節での対戦ではセットプレーからMF戸田和幸(今季の第15節はベンチ入りせず)にゴールを許している。草津にセットプレーを安易に与えるような守備は避けたい。
試合には「守備から入る」ことがベースの千葉だが、J1昇格争いのポイントの1つの得失点差を稼ぐために得点を重ねるには、攻撃での思い切ったチャレンジの動きが必要だ。相手に読まれやすい単純な縦方向の攻撃だけでなく、斜めに走ってマークを剥がしつつディフェンスラインの裏に飛び出すような動きなど攻撃の工夫がもっと欲しい。草津のカウンター攻撃へのリスクマネジメントはもちろん重要だが、勇気あるチャレンジが見たい。
以上
2011.10.14 Reported by 赤沼圭子













