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【J1:第29節 磐田 vs 鹿島】レポート:ホーム通算600ゴールを勝利で祝えず。金園英学、J史上3人目となる新人2桁ゴール達成も、笑顔なし。(11.10.16)

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10月15日(土) 2011 J1リーグ戦 第29節
磐田 1 - 2 鹿島 (14:03/ヤマハ/8,313人)
得点者:54' 田代有三(鹿島)、68' 金園英学(磐田)、70' オウンゴ−ル(鹿島)
スカパー!再放送 Ch180 10/16(日)後11:00〜
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68分、右サイドでパスを受けた山田大記が中央へアーリークロスを上げる。青木剛、曽ヶ端準の間に落ちたボールにいち早く反応したのは金園英学。臆することなく頭から突っ込んだ。試合後、「上手い選手ではないし、ああいった“動物的”なところをゴール前で出すことが持ち味だと思っているので、それを出せてよかった」と振り返ったが、やはりゴールへの嗅覚はルーキー離れしたものがある。ホームゲーム通算600ゴール、さらにJリーグ史上3人目となる新人2桁得点達成となるメモリアルゴールが決まり、スコアはイーブンとなった。ただ、個人の記録など頭に入っていなかっただろう。ゴールを決めるとすぐさまボールを持ち出し、センターサークルへ走った。リーグ5試合ぶりとなる先発起用に応え、8月14日の第21節・柏レイソル戦以来となるゴールを決めた背番号17の姿にヤマハスタジアムはこの日一番の歓声で応えたが、彼のゴールを勝利で祝うことはできなかった。「600ゴールを取った喜びより、601つ目のゴールを取れなかった悔しさの方が大きい」(同選手)。笑顔はなかった。

試合後、柳下正明監督は「もったいない結果。サッカーはちょっとしたことで失点もするし、得点も入る。選手達は非常にいい経験をしたのではないかと思う」と1-2の敗戦を嘆く。ゲームを通じてより多くのチャンスを生み出していたのは明らかに磐田だった。しかし、勝負どころで差が生まれてしまった。

ゲームが動いたのは54分、野沢拓也のFKを田代有三に頭で合わせられ、後半早々に鹿島に先制点を許す展開となった。68分には冒頭の金園のゴールで同点としたものの、直後の70分、柴崎岳のクロスに対応したゴール前の山本脩斗がクリアミス。「自分のミス。つま先にボールが当たってしまった」(同選手)と悔やむオウンゴールで再び1点を追い駆ける展開を余儀なくされた。

終始リードする展開となった鹿島は終盤にかけて運動量を落とし、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯とタフな連戦をこなしてきた疲労が顕著となったが、手堅いベンチワークで逃げ切りを図る。60分に遠藤康に代え増田誓志を投入、64分に大迫勇也に代えて興梠慎三を入れ、それぞれ中盤と前線のてこ入れを図った。さらに79分には西大伍を投入。3枚目の交代カードを切ると、消耗の見える野沢を前線にスライドさせ、西と興梠を中盤のワイドに配置し相手の攻撃に備えさせた。シュート数こそ磐田の13本を下回る7本に終わったが、それでもアウェイで奪った勝点は3。今季ヤマザキナビスコカップのファイナリストにはやはり勝負強さがあった。中心選手である岩政大樹を欠きながら相手のエース・前田遼一に得点を許さなかった守備陣の踏ん張りも光り、勝点を44に伸ばした。

以上

2011.10.16 Reported by 南間健治
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