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【J2:第34節 水戸 vs 北九州】柱谷哲二監督(水戸)記者会見コメント(11.11.06)

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11月6日(日) 2011 J2リーグ戦 第34節
水戸 1 - 0 北九州 (13:04/Ksスタ/2,511人)
得点者:45'+3 鈴木隆行(水戸)
スカパー!再放送 Ch183 11/7(月)前05:30〜
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●柱谷哲二監督(水戸):

「前半からしっかりウチらしくプレスをかけて流れを持ってきた、とてもいいゲームだったと思います。(鈴木)隆行の強さも出たし、雨のスリッピーなピッチのため技術のミスがいくつか出ましたが、それをカバーできるだけの守備とメンタルが前節とちょっと違ったかなと。とてもいいゲームだったと思います。今日は前回の試合を反省して、選手が成長したことをすごく感じました」

Q:スタメンで小池選手を前線に入れて、小澤選手を右MFにしましたが、途中から2人のポジションを変えました。その意図は?
「変えたのはなんとなくという感じでした。最初のところで裏に抜けることを意識して相手のラインを下げさせたかったというのはあるんですけど、あまりうまくいかなかったですね。スリッピーで相手のDFがスピードがあまりないので、すり抜けのところを狙ってみたんですけど、どうも小池がリズムに乗れなくて、いい状態じゃなかった。それでいつもの並びに戻しました。そうしたら安定したと思います。小池のよさも出たと思います」

Q:交代のカードを1枚も切りませんでしたが、それだけ満足していたのでしょうか?
「そうです。選手たちに疲れは出ていたと思いますが、心地のいい疲れだと思ってみてました。苦しくなったときに相手に退場者が出て、交代のカードを切ることで逆に悪くなる可能性もある。いい状態でできていたので、頑張らせるということを選手たちに伝えました。交代のカードよりも頑張らせるということでしたね」

Q:前節のゲームで2−0から後半は後手に回って追いつかれました。今日に向けてどういうアプローチをしましたか? そして、今日の試合をどう感じましたか?
「メンタル面のショックは取り払わないといけない。2−0から同点にされたメンタル面の修正と、やっぱり受け身になるとこういうことになると。受け身になっても3点目が取れていれば勝てたんだよ、引いて守るというやり方もあるよねと。プレスに行けなくなったら2点取られた。押し込まれてしまった。じゃあ、どうしたらいいかという判断をしましょうと話をしました。絶対にこうしようというものはないんだよ、と。僕が選手たちに伝えたいのは、サッカーの中でサインで選手を動かせるわけではない。ピッチの中で相手がどうかということを見ながら、サッカーをしようじゃないかと。引くこともいいし、前からプレスをかけることでもいい。どっちにしても統一した考えでやれ。それはピッチ内で決めろと。もし違うことをしだしたら、監督が声を出して修正をかけるからと。今日の試合をみて、引くところと前からいくところの判断を選手たちはできていたと思います。前回は途中で前から行けなくなってしまったということがあったので、今日はいい状態で行けたなと感じます。あと、前回と比べてフィジカル的に今日の方がとてもよかった。やはり5連戦の最後はとても疲れていた。その差があったと思います。選手たちもわかっていてできなかったかもしれない。今日は選手たちが前回の引き分けにしたという学習を持ってゲームをできたと思います。それですごくいい判断をしたと思います」

Q:判断のところに関しての成長をどう見ていますか?
「とても成長していると思います。シーズン当初のビデオを見てください。蹴ってばかりですから。前から行くしかなかったし。いろんなことをやってきた中で、連敗という痛みを背負いました。そこから這い上がってきた強みが選手たちにあると思います。選手たちはやっていてサッカーがおもしろくなってきたんじゃないですか。技術やクオリティーはまだまだですが、判断ややろうとすることに関しては、いい方向の選択をしていると思います」

以上
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