■2011 Jユースカップ：決勝トーナメント2回戦
11月23日（水・祝）
京都サンガF.C.U-18　3-2　アビスパ福岡U-18
得点者：39'三苫元太（福岡）、45+1'倉富裕也（福岡）、52'原川力（京都）、53'上原大明（京都）、90+1'国領一平（京都）
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●本田将也監督（京都）：
「厳しいゲームになると思っていた。プレミアリーグで1-0、1-1と厳しい試合をしていた。代表のメンバーが帰って来てすぐなので、厳しくなるなと思っていました。前半0-2は予想以上でしたが。立ち上がりは不安もありました。代表メンバーは1か月くらい居なくて、上手く試合に入っていけるのかという点でした。

前半は相手に素晴らしいFKもあってリードをされてしまいました。ハーフタイムに去年はここで苦戦しながらも、粘り強く勝っているので、諦めるなと。これだけ多くの人が応援してくれているのだからと言いました。今日の試合は途中で【4-1-4-1】に変えました。國領と原川が疲弊していたので、フレッシュな清水をワンボランチに入れた。ここからはしっかりと守ってカウンターをしました。相手は帰陣が早いので、守られたときは繋いで、サイドを突く狙いでした。終盤で3-2に出来たことは、メンタル面でいいものを持ってくれていました。諦めずに最後まで戦ってくれました。

次は中3日ですが、いい状態で臨みたいと思います」

●原川力選手（京都）：
「去年のJユースと同じような展開だった。ハーフタイムもみんな落ち込むことなくやれた。ゴールは代表に行って、プレースタイルを変えないと上には行けないと思った。やっぱり点を取れないといけないと思った。後半に関しては入り方が良かった。みんな前向きに、絶対に勝つんだという気持ちになれた。福岡が引いて来るのは分かっていた。そこからの崩しが前半は少なかった。コンビネーションをもっと高めて行きたい。攻撃に人数をもっとかけてもいいと思います。相すれば中央の崩しや、サイドを使うこともできると思う。組み立ての中で前に出て行ったり、相手を食いつかせたり、そういう工夫をもっとやっていきたい。今大会は今まで1位になったことが無いので、最後はタイトル獲りたい」

●国領一平選手（京都）：
「最後はどうしても点を取りたかったのと、（斉藤）隆成からいボールが入ってきた時に、（高橋）祐治も中に入っていて、前にスペースが空いていたので、こぼれが来るのを待っていました。枠に入れることだけを考えて打ちました。
前半は代表メンバーが帰ってきて、チームでできることがまだ統一されていなかった。ハーフタイムは去年の2回戦を思い出して、絶対にあきらめなければ何かが起こると思っていました。ボールを回して、相手が疲れてきたら、突くスペースは出来ると思っていました。最後に逆転できてよかったです。今大会の目標は今やっている繋ぐサッカーを貫いて、僕がユースに入ってからタイトルを取れていないので、絶対に取りたいと思っています」

●財前恵一監督（福岡）：
「京都はしっかりと繋いできて、一人一人がうまいことは分かっていた。しっかりとブロックを作って、ひっかけて、マイボールになったらカウンターと言うより、ボールをポゼッションする意図がありました。ただ失点の時はいつもやっていることが出来なかった。横のドリブルに対しては、後ろから出て行くように言っていたのですが、あのシーンでは対応が遅れてしまった。
今年を振り返って、全体的にチームは粘り強くなった。戦えるチームになったと思います。最初は今日のような展開になるとそのままやられてしまうのですが、今日はそこからしっかりとお持ち治すことが出来た。力がついてきたのかなと思います。今日は凄くいい試合をしてくれました」

●中村崇修選手（福岡）：
「前半に2点取れて、凄くいい入り方が良かったけど、後半立て続けに2失点。途中で立て直したのに、最後の最後は相手が一枚上手でした。もっとDFラインから組み立てなければいけなかったし、中盤をもっと動かせなければいけなかった。1失点目は相手の6番（原川）がボールを持った時にズレてズレてしまい、対応が後手になった。まだプレミアリーグもあるので、高いレベルを意識して、戦っていきたい。今日の試合は今年で一番よかった試合だったと思います。結果が出なかったのですが、3年生はこれを大学に生かしてほしいし、僕ら1、2年生は来年のチームに生かしていきたいです」

以上

■準々決勝対戦カード
11月27日（日）
11：00　清水 vs 京都／金鳥スタ
14：00　鹿島 vs Ｃ大阪／金鳥スタ
11：00　広島 vs 札幌／刈谷
14：00　名古屋 vs 柏／刈谷
※全試合入場無料

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