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●美濃部直彦監督
「浮わついた気持ちにならずに、やらないといけないことをしっかり保てるか、それが残り2戦において一番重要な部分です。本来の自分たちのスタイルと違うものが出てこようとするかもしれない状況の中で、平常心をもってそれをいかにコントロールできるかということですね。
そしてとにかくまずは今節で鳥栖に勝つことだけを考えていますが、とは言え特別なことは何もありません。今までと同じで、これまで積み重ねてきたことをピッチでしっかりと出していくだけです。
ここまで来れば何より大事なのは目指すものを手にすることです。それに向かっていい準備をして目の前の戦いへ臨みたいと思います」
●柿谷曜一朗選手
「今節勝利しても、まだ昇格が決まるとは思っていませんし、もちろん（前日26日に試合がある）札幌に負けてほしいというようなことも思っていないし、ここからも今まで通り死ぬ気でやるだけです。1年間一緒にやってきたメンバー全員がJ1昇格に向けて必死でやっているから、そのメンバーと一緒に今年必ず昇格したいと思っています。そして残り2試合に『やっぱり徳島は強かったな』という試合をして、勝ってJ1へ上がれればいいなと思います。
自分たちの力で昇格を掴みとれる位置（3位）にいるというのは、やりがいもあります。とにかく目の前の試合に集中して、目標である昇格を何としても達成したいです」
●倉貫一毅選手
「チーム内に浮かれている雰囲気は全く感じません。まだ何も勝ちとっていないし、目の前にそれが見えてきただけ。それにあと2試合終わって『惜しかったな』じゃ済まされないことですから。
これから大事になるのはやはり、いつも通りの気持ちで、今までやってきたプレーを続けること。鳥栖戦だから、最終節の岡山戦だからといって波があるようではいけない。だからこそ当然、今週も今まで同様練習から手を抜かずにやっていこうと。こういう大事な時期には必ずその成果が出ると思っています。逆に言えば、成果が問われるとも言えますね。ここであたふたして今までと違うチームの顔が覗いてきたりするのなら、それは1年間通してやってきた中で足りないものがまだたくさんあったということではないでしょうか。ただこの2試合を今までと同じスタンスでやれたのなら、今季やらなければいけなかったことをしっかりやってこられたのだなと思えるのではないでしょうか」
●衛藤裕選手
「鳥栖とホーム最終戦で当たることはスケジュールを見て前からわかっていましたが、まさかこのようなシチュエーションでの対戦になるとは考えてもいませんでした。でも、こういう大事な戦いだからこそ余計に楽しみですね。鳥栖を上回るパフォーマンスで勝利して、昇格へ向かっていきたいです」
以上
★J2日記 徳島：今の正直な気持ちと、願い
