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【J2:第37節 湘南 vs 札幌】反町康治監督(湘南)記者会見コメント(11.11.26)

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11月26日(土) 2011 J2リーグ戦 第37節
湘南 0 - 2 札幌 (14:03/平塚/7,828人)
得点者:61' 古田寛幸(札幌)、83' 宮澤裕樹(札幌)
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●反町康治監督(湘南):
「ここでの会見も今日が最後ですが、たくさんのメディアの方に集まっていただいて、いつもつまらない話を聞いていただいて感謝しています。ずっと連敗をしているが、トンネルの出口がずーっと見えているうちに、また次のトンネルが出てきたような流れではあると思います。

今日見ていただければ分かるように、湘南が完全に見劣りしているチームかというと、そうではないと思っているし、そう思いたいのもある。ホームということを差し引いても、互角、もしくは互角以上のゲームの展開をしているが、サッカーは点を取るスポーツなので、我々のミドルシュートはゴールポストの上で――ラクビーだったらゴールだが――枠に行かない。それと違い、札幌さんはいいシュートがネットを揺さぶったということになるのでしょうか。そこの違いは、小さいようで大きい試合だったかと思う。それは別に今日感じたわけではなく、今シーズンに入ってからずっとそういう流れで来た。それでもなんとか全員で崩すことを意識してやってきたが、力及ばなかったという感じです。

札幌さんはこれで最終戦まで、ホームという一番いいシチュエーションで、野球も終わっていますからたぶんドームはたくさん人が入るので、僕も見に行きたいぐらいだが、私も最後の仕事、38試合目の指揮をしっかり執りたいと思っています。天皇杯も楽しみにしているので、クリスマスイブ、元旦と、サッカーをやっていられるように、頑張りたいと思います」

Q:前回対戦と今日の札幌は違いましたか。
「大きく違いはなかった。ただやはり内村と近藤のゴールに対する執着心とかゴールに向かう姿勢は、残念ながらうちにはないものを持っている。そこは遥か昔にやった試合に比べると、内村が怪我をしていたこともあったが、治ってからチームも調子を上げてきたことも含めて、やはり攻撃は人に依存するところもあるのだと感じさせてもらったゲームでもあるかもしれない。全体的には、我々と試合をした時には、震災の影響で間が空いていたので試合勘があまりない相手だったが、今回はやはり修羅場を潜ってきた強さがありました。我々はUFOキャッチャーでキャッチしながら放して獲物を取れないような感じ、それをしっかりと我慢してやれた札幌のほうが試合巧者だったと思う」

Q:札幌がJ1に戻るのがいいか、四国に初めてJ1チームが誕生するほうがいいか、Jリーグの将来にとってどう思いますか。
「J2が立ち上がってから昇格していないチームが鳥栖だけ。鳥栖が上がるのはいいことだと思う。鳥栖も苦労を重ねて徐々にチーム力をアップさせていった。…札幌は勢いという意味では徳島より上かもしれない。ちょうどこの2チームと試合をしたが、正直あまり強い感じはしませんでしたが、勝負強さという意味ではこの2チームはあるのではないかと思う。美濃部も石崎さんもよく知っているので、最後までどちらも頑張ってもらいたいという気持ちです」

Q:東京V戦はどういうメンバーで臨みますか。
「そろそろ僕が試合に出るべきかなと思っているので登録しようと思っているんですけど(会場笑)。うちの今のチーム事情は見てもらえば分かるように、前のほうが安定しないのは間違いない。1週間あるので、明日も練習試合があるのでそれを見て、常にギリギリまで悩むのが監督の仕事でもあるので、ギリギリまで悩んで一番いいコンディションの選手を送り出したいと思っています」

Q:リーグ戦が終わったら天皇杯までいったん休みを入れますか。
「2週間近くあるので、選手も長いシーズンをハードに戦ったわけですから、3日間休みを与えてリフレッシュさせる。今度は一発勝負なので、東京V戦で一発退場が出ないように、一発退場しそうな選手はひとりも出せないかな。準備したいと思います」

Q:佐々木選手を先発にした意図と評価は。
「このところ佐々木は調子を上げてきたので、特にリトリートした相手にはDFの前でシュートを打てる選手が必要かと思ったので送り込んだ。どちらかというとポストプレーを期待するよりも、受けてターンしてシュートを打ったり、あまりないスペースだが裏に走ってボールを受けたり起点をつくったりすると。一番最後のゴールを取るという仕事はできなかったが、そこそこ仕事をしたのではないかと思います」

Q:次節は反町監督の集大成になると思うが、内容的にはどのようなサッカーを植え付けたいですか。
「今日も集大成、この前の試合も集大成、とずっと言われているが、動きのあるチームを作ってきて、やっとこさここ最近、結果は全く逆方向へ行っているが、いろんな形で得点チャンスをつくれるようになってきた。それをお見せするしかない」

以上
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