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【AFCチャンピオンズリーグ2012 広州 vs 柏】プレビュー:勝てばグループ突破に前進し、負ければ突破に黄色信号が灯るサバイバルマッチ。広州の大アウェイの中、柏の“したたかさ”を見せつけろ!(12.04.16)

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開幕前から激戦は予想されていたが、やはり昨年度の各国リーグ王者が顔を揃えたとあって、グループHはその予想に違わぬ混戦と化している。第3節では、柏と広州恒大の一戦はスコアレスドローに終わり、首位を抜け出すかと思われたブリーラムが最下位の全北現代に敗れた。順位に変動はないが上と下との差が縮まり、今節勝利を挙げれば、他会場の結果次第で柏はグループ首位に立つ反面、仮に敗れるとなると最下位に転落する可能性も出てきた。まさにサバイバルマッチである。

2週間前にホームで行われた試合は、クレオ、ムリキ、ダリオ コンカ、この外国籍選手3人のスピードとテクニックを前面に押し出した広州恒大が序盤から猛ラッシュを仕掛け、前半の20分まで柏は成す術なしに自陣に押し込まれた。その後は試合の流れが変わり、攻める柏と、フィールドプレーヤー7人が守り、前線の外国籍選手がカウンターを仕掛ける広州恒大という図式になるも、「お互いが勝点1を勝ち取った」とネルシーニョ監督が評したように、激しい攻防の末、スコアレスドローに終わった。

警戒すべきは、トップのクレオ、左サイドのムリキ、そしてトップ下でゲームを組み立てるダリオ コンカの3人である。前回の会場は柏のホーム日立台だったため、序盤の猛ラッシュを除けば、途中からは手堅い試合運びに終始した広州恒大も、今回はホームの天河体育中心体育場ということで、おそらく攻撃の手を強めてくるのは間違いない。

広州恒大は、前回対戦では後半からガオ リンを左サイドに回し、レアンドロ ドミンゲスをマークさせた。柏はここ数試合、レアンドロをトップ下に置く4−2−3−1のシステムを登用しているが、もし広州恒大が「レアンドロは右」と想定して、それに合わせたシフトを組むのならば、今回も4−2−3−1を用いてレアンドロへの徹底マークを外す手も面白い。どう相手の出方を読み、プランを企てるのか。ネルシーニョ監督の采配にも注目が集まる。レアンドロと、ようやく調子の上がってきたジョルジ ワグネルを中心に攻撃の形は作れているため、今回は攻撃的に前へ出てくると思われる広州恒大の裏のスペースを速い攻撃で突き、活路を見出したい。

ただ、試合の重要なポイントは“守備”だと断言しておく。先日の仙台戦がそうだったように、今シーズンの柏は先に失点を許し、そこから相手にペースを掌握されて苦しい試合展開を強いられている。栗澤僚一は「まずは先に失点しないこと。それが全て」と言う。たった1つの失点によってプラン変更せざるを得ない状況になることは、今シーズン何度も痛感した。先制点を奪い、その後は老獪に試合を運びながら、相手の隙を突いてしたたかに加点するという、昨年何度も見せていた柏らしい戦いをそろそろ見せてもらいたいところだ。

土曜の試合から中2日、そして中国への移動で選手たちには疲労感はあるだろう。だが、勝てばグループ突破に前進し、負ければ逆に突破に黄色信号が灯るサバイバルマッチ。気持ちを奮い立たせ、大アウェイの雰囲気に包まれる天河体育中心体育場で是が非でも勝点3を獲得してほしい。

以上

2012.04.16 Reported by 鈴木潤
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