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【ヤマザキナビスコカップ 新潟 vs 神戸】レポート:新潟は平井が移籍後初得点。神戸を振り切って公式戦2連勝。神戸は6戦連続無得点(12.04.19)

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新潟が1-0で神戸を下し、リーグ戦第6節に続いて公式戦2連勝。今季のホーム戦初勝利を挙げた。前半27分、平井将生が今季初ゴールを挙げて先制。その1点を守り抜いた。神戸は公式戦6試合連続無得点で6連敗となった。

少しはにかんだ平井のもとに、次々とチームメイトが集まり抱きついてきた。前半27分、金永根が放ったミドルシュートが神戸のDFに当たる。そして中央に詰めていた平井の前にボールがこぼれてきた。「こぼれてくると思っていた。『引き寄せ力』を使いました」とニヤリ。落ち着いて右足を振り抜き、絶好のシチュエーションをしっかりとものにした。
「FWとしての仕事をしたという感じです」。派手なパフォーマンスも、気持ちをはじけさせる様子もない。それ でもゴールという仕事を果たした喜びは感じていた。16日にネイルサロンで爪の手入れをした。「だから、ゴール前のツメがよかったですよ」。試合後にはジョークも。

公式戦8試合目に記録したゴールは、新潟に移籍後初得点。今季G大阪から加入。矢野貴章とともに日本人の得点源として大きな期待が寄せられていた。注目の中、なかなか得点できない日々。それでも貫いたのは「いつも通りにプレーすること」だった。
どんな試合でも得点を狙っていく。そのために普段から必要なことをする。自主練習で始めたシュート練習もその一環。「相手の裏にスペースがあったので、狙うようにしていた。神戸の選手(イ・グァンソン)が、足がつっていたのがわかったので」。相手の隙を突く持ち前の嗅覚が働いたのも、普段の積み重ねからくる自分らしさを出せたから。
新潟にとってはこれが今季のホーム公式戦初勝利。もちろん平井にとってもビッグスワンで経験する初めての勝利の瞬間。「ホームで勝つのが一番。僕の得点よりも、守備陣がゼロに抑えたから勝てたんです」。飾ることなく、チーム一丸の勝利を口にした。

平井が言うように、新潟の堅守は光った。後半、前がかりになった神戸に対し 、中央をしっかりと固めてはね返す。後半42分にはフリーになった神戸・小川慶治朗のシュートをGK東口順昭が右手1本でセーブする。
この試合はリーグ戦前節のC大阪戦からスタメン8人を入れ替えた。その中で公式戦は3試合連続の無失点。東口は言う。「誰が出ても同じ守り方ができている」。前線からの守備、ゴール前はブロックを作ってはね返す、局面は2対1で守る。開幕から意思統一を図って続けてきた守備が、接戦をものにするという成果になって表れた。

神戸は1点が遠かった。「あと一歩。いい形はできているが、ゴールが決まらない」。和田昌裕監督は敗因を挙げた。
高めに張った、新潟のDFラインの裏を狙った。相馬崇人、奥井諒の両サイドバックが度々深い位置で起点を作った。大久保嘉人、森岡亮太のFW陣がバイタルに入り込んだ。それでも1点が遠かった。
「もっと点を取りに行かないと」。大久保は悔しさをかみ締めた。立ち上がりは丁寧だった。前線からボールに仕掛けてくる新潟のプレッシャーを交わしながら、前へ運ぼうとした。ただ、受け身で入った感は否めない。「得点されても取り返せばいい。点を取りに行く姿勢でやらないと」(大久保)。攻めてはいるが結果が出ない。無得点の現状を打開するまで我慢が続く。

連勝した新潟は着実に自信を付けつつある。リーグ戦第7節(4月21日)の相手は好調な鳥栖。勢いのある相手から勝点3を奪うことが、本格的に上昇につながる。神戸はホームに柏を迎える。昨年の王者を相手に得点することが自信回復のきっかけになる。どちらも次戦の重要度が増した。

以上

2012.04.19 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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