中2日の4連戦の最終節。コンディションが勝敗のポイントとプレビューで書いたが、まさしくその通りになった。
ホームの大分は、前節の福岡戦に続き、メンバーと配置を変更。3トップに森島康仁と今季初の先発出場となる西弘則、これまでボランチで出場していた村井慎二の“初顔合わせ”の3人を起用した。
この采配がいきなり的中する。2分に西のドリブルシュートはGKに阻止されたが、3分のCKのクリアボールを村井がダイレクトで左足を振り抜くと、ボールはDFをかすめ一直線にゴールに突き刺さる。初めての組み合わせは一抹の不安を抱えていただけに、試合開始早々の先制点の意味は大きかった。
その後も最終ラインからボールを動かし、サイドを経由した攻撃で前半だけで8本のシュートを放った。後半も勢いは止まらず攻勢は続く。ただ、ゴールまで遠かったが、田坂和昭監督の采配がまたも実を結ぶ。前節先発出場だった高松大樹を62分に投入し、その3分後に石神直哉のクロスを頭で合わせ追加点を奪う。高松をベンチに据えた意図はこうだ。
「ひとつは疲れがあったこと。大樹自体の動きは福岡戦も熊本戦も良かったけど、中盤でタメができなかったので、あえてメンバーを変えた。村井と西を使って、あと(交代)で大樹を入れた方が面白いと思って外した。出て2点取ったのは出来過ぎだが、ストロングポイントを持っているので途中から入っても仕事ができる」(田坂監督)
74分には、くさびからサイドへ展開し、イ ドンミョンのクロスをまたも高松が頭で合わせ3点目。高さとポストワーク、そして決定力を兼ね備えた大エースの活躍で連戦の最後の試合を勝利で終え、5位に浮上。6戦負けなしと好調を維持している。
アウェイの鳥取は、この試合では2連勝の勢いも、果敢なプレスもほぼ皆無だった。「立ち上がりに村井にミドルを決められ、若干浮き足だった」と吉澤英生監督は話したが、明らかに選手の身体は重く、マークはルーズで球際に力強さを感じられなかった。前節、負傷退場した実信憲明の穴も予想以上に大きかった。全く中盤でボールが収まらず、安易にロングボールを多用するだけで意図する攻撃は見られなかった。後半開始と同時に森英次郎を投入し、「ボールを動かすはずだったが、高松に取られた2点目が決定的になった」と、精神的にも重みのある一撃が、試合の流れをさらに大分に傾かせた。この日の鳥取は、シュート数5本で決定機はゼロと見せ場なく90分が過ぎた。
J昇格後、初の連勝に満足したわけではないだろうが、これまでのような勝利に対する貪欲な姿勢を、チーム全体からもっと発してほしい。
以上
2012.05.07 Reported by 柚野真也
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