安達亮ヘッドコーチ体制となって3試合目を迎える神戸。大宮戦、C大阪戦と連勝した理由の一つを「ボールを奪う回数と場所」と安達ヘッドコーチは分析している。どこで、何回、という話はさておき、「ここで取りたいという共通意識や、狙いどころが明確になった」ここ2試合は、ハイプレス&ショートカウンターで勝点6を奪うことに成功した。名古屋戦でも、その方向性はおそらく変わらないだろう。
一方の名古屋はどうか。前節の川崎F戦で前半に3失点し、守備面での修正が急務という印象だが、川崎F戦の後半では田中マルクス闘莉王を前線に配したパワープレーで主導権を引き戻したのも確か。今季初の連敗で二桁順位へ転落したものの、ポテンシャルの高さは相変わらず。前節では45分で腰痛のため途中交代したものの、5試合ぶりにケネディも先発復帰。試合後にストイコビッチ監督は「(ケネディの腰痛は)長引くかも知れない」と暗い表情を見せていたが、神戸戦でのケネディの出場は問題ない様子だ。神戸にとっては、玉田圭司や金崎夢生らに加え、前線に嫌な選手が増えたことになる。
また、警告の累積で前節は出場停止だった右サイドバックの田中隼磨も帰ってくる。精度の高いクロスや果敢なサイドの崩しを併せ持つ田中隼の復帰で、ケネディの“高さ”が生きてくるのは言うまでもない。
神戸の安達ヘッドコーチは「(トップに)ケネディが来るのか、闘莉王が来るのかは分からないけれど、どっちも嫌ですね。できれば、どっちも来ない方がいいよね(笑)」という。
とはいえ、今季の神戸は“高さ”もある。安達ヘッドコーチは「伊野波でしょ、(北本)久仁でしょ、(高木)和道、(イ)グァンソン、(田代)有三…はまだ無理かな、(ペ)チョンソク…。ほらね(笑)」と。もちろん、ケガで離脱中の田代とペ チョンソクの出場は微妙だが、確かに高さで名古屋に劣っていることはない。特に193cmのイ グァンソンは「今のところ(J1リーグで)全く勝てなかった選手はいなかった」と守備面での自信を覗かせており、前々節の大宮戦では野沢拓也のFKを頭で合わせてJ初ゴールも決めている。「名古屋は背の高い選手がいるけれど、空中戦では負けたくない」と意欲的な若武者は、このゲームの行方を左右する存在になりそうだ。
しかも、神戸はエース大久保嘉人の復帰が濃厚という好材料もあれば、小川慶治朗や森岡亮太ら若手の台頭も著しい。09年以来、名古屋との対戦成績は5連敗中の神戸だが、足掛け4年の呪縛を解くためのカギは揃っていると言えるだろう。
とはいえ、今の神戸にとって相手がどこか、あるいは対戦成績がどうかはあまり意識していない様子。キャプテンの吉田孝行が「自分たちがやる事ははっきりしている。プレスをかけて、ボールを奪って…」と言えば、安達ヘッドコーチも「とにかく今、自分がしなくてはいけないのは一つ一つの試合で勝点3を取ることだけ」という。
勝つために制空権を支配する、勝つためにハードワークする、勝つために一つになる。共通意識を持ち、チームとして機能し始めた神戸が今季初の3連勝に挑む。
以上
2012.05.11 Reported by 白井邦彦
J’s GOALニュース
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