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【J1:第16節 磐田 vs F東京】プレビュー:磐田側から見たカップ戦敗退――。その直後に問われるメンタリティー。ホームでF東京に打ち勝ち、流れを変えることができるか。(12.06.29)

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ヤマザキナビスコカップ・仙台戦の翌日。遠征先から戻った磐田は午後から練習場で調整を再開させた。森下仁志監督はいつものように選手、スタッフを集め、円陣を組んでからトレーニングを開始。ピッチ上で「難しい状況だからこそいつも以上に笑顔を増やそう」と選手たちに語りかけたという。リーグ戦とカップ戦は文字通り、異なる大会である。その意味では先の仙台戦と今節のF東京を同じくくりで考える必要は全くない。だが、幾多の“感情”がそうはさせないだろう。仙台で喫した敗戦は単なる一敗とは言い難い。

今季カップ戦では様々なメンバーがピッチに立ってきただけに、このカップ戦もまたチーム全員の力で作り上げてきた大会である。予選リーグ突破こそ叶わなかったが、試合経験の浅い選手もいる中で最終的に12もの勝点を積み上げた点は十二分に評価できる。だからこそ、あの幕切れは酷だ。無論、遠征に帯同できなかった選手の思いも背負っていただろう。だが、その強い気持ちとは裏腹に繰り返される失点――。「こうした結果になってしまったことは自分たちに原因がある」(山本康裕)。今季初黒星を喫した4月の静岡ダービーもさることながら、今回の仙台戦もまたショッキングな敗戦となった。0-4というスコアは最後までゴールを奪いに行った結果であり、だからこそ3、4失点目を喫した場面では落胆の色が濃かった。「一番はメンタル。そこのリカバリーが大事」と指揮官。「こういう状況だからこそサポーターのみなさんに背中を押していただければ」と続けた。ゲームの焦点は選手個々の胸の内にありそうだ。

カップ戦敗退の流れを払拭するためにも是が非でも勝利したい一戦だが、離脱者は多い。負傷で仙台遠征に帯同できなかったロドリゴ ソウト、菅沼 実、体調不良の松浦拓弥らはまだ全体練習に合流できておらず、今節の復帰は難しい。また、仙台戦の終盤に左足に違和感を訴えベンチへ退いた山田大記は28日、29日と全体練習を欠場。ただし、病院で精密検査を受けた結果、左足に異常はなく、打撲だったことが判明。今節の出場は微妙なところであり、森下監督は「明日(30日)の様子を見て」と明言を避けた。

一方、F東京戦を前にカムバックを果たした選手もいる。左足首痛で仙台戦を欠場したチョ ビョングクは28日、29日とフルメニューを消化。対人に強いセンターバックの先発復帰は守備面に厚みを持たせる意味でもやはり大きい。また、リーグ・名古屋戦で左手小指を脱臼し、前半早々に途中交代を余儀なくされた八田直樹もすでに復帰。29日の直前調整を終え、「痛みが全くないわけではないけど、大丈夫」と言い切り、先発復帰へ向けて意欲を見せる。これには森下監督も「やる気満々でしたし、大したもの」と笑みを浮かべた。

対するF東京も決していいチーム状況とは言えない。負傷離脱者が多く、27日のリーグ・柏戦もものにできなかった。前半終了間際のFKを増嶋竜也に押し込まれ先制を許すと、攻撃陣も最後までゴールネットを揺らすことができず、敗戦。リーグ連勝は叶わず、これで6月のリーグ再開後は1勝2敗となった。この点、磐田同様6月最後の公式戦を勝利で締め括り、勢いに乗りたいところだろう。梶山陽平、石川直宏ら主力の数選手が欠場しており、限られたメンバーで中2日のアウェイゲームに臨むことになるが、高橋秀人、長谷川アーリアジャスールら中盤の面々がリズムを作り、前線のフィニッシャー・ルーカスへいい形でボールを供給できるか。昨季まで磐田に在籍した加賀健一にとっては移籍後初の古巣戦であり、権田修一と同年代である磐田・山本康裕、山崎亮平とのマッチアップもみどころの一つだ。

以上

2012.06.29 Reported by 南間健治
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