恐らく多くの視線を浴びることになる今節。その主役はアウェイチームの東京Vであり、出場の可能性が濃厚と言われている杉本健勇になるだろうか。
先だって発表されたロンドンオリンピックサッカー男子日本代表の18名の中に杉本の名前があった。大阪生まれの大阪育ち、C大阪の下部組織で育った杉本が「オリンピック代表になるため」に出場機会を求めて、東京Vに期限付き移籍を果たしたのは3月27日のこと。以来、その天性のフィジカルを生かした野性味あふれるプレーで自身の存在を大きくアピール。結果、一時は厳しいと思われていたオリンピック代表の座を射止めることに成功した。
『サプライズ選出』などと大きく報道されているだけに、遅れてきたヒーローの一挙手一投足を追うべく、多くのファン・メディアがこの試合に注目を寄せることは間違いない。当然、『日の丸をまとうストライカーが大暴れして、見事チームを勝利に導く』といったストーリーが期待されていることは想像に難くない。
ただ、この試合は壮行試合ではない。あくまでも公式戦である以上、松本としてはそのような世間の期待を何としても裏切りたいところだ。
東京Vは現在首位、またチーム得点数もリーグトップを走っている。開幕戦でも0-2で敗れており、難しい試合になることは間違いないが、選手たちも今節に向けて静かに闘志を燃やしている。「緊張もあって良い試合が出来なかったが、あれから自分たちも成長している」(弦巻健人)、「普段とは違う雰囲気だったが、今回はお互いのスタイルが分かっている」(渡辺匠)と、選手たちも開幕時と現在の違いを強調するように、チームとしてはもちろん、運動量・判断力・プレースピードなどの個人能力もこの4ヶ月で大きな成長を遂げてきたことは事実だ。東京Vもまた開幕当初よりも成長していることは間違いないが、その差は以前に比べて縮まりつつあることを証明したい。
また、ここに来て戦線離脱していた負傷者がピッチに戻ってきていることも前向きになる理由の一つだ。前節・湘南戦ではユン・ソンヨルがスタメンで起用。後半には塩沢勝吾と弦巻も投入され、それぞれが持ち味を発揮した。新加入FWのチェ・スビンも「湘南戦ではゴール前で少し悩んでしまった。調子は悪くないので、首位のチーム相手にゴールを決めたい」と意気は高く、現時点ではスタメンが良い意味で蓋を開けてみないと分からないだけに、選手起用も勝敗を左右するカギとなりそうだ。
上位クラブとの対戦が続く、『勝負の7月』。ある意味、最大の山場となる首位相手の今節、何とかホームで勝点3をもぎ取り、混沌とする上位戦線を更にかきまわしたい。
以上
2012.07.07 Reported by 多岐太宿
J’s GOALニュース
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