●奥野僚右監督(山形):
「ホームゲームで勝点1というところにとどまったことは非常に残念です。あと、先制点を挙げながら追いつかれる状況をつくってしまったというところで、それも残念な部分ではありますけれども、90分、今日はアディショナルタイム含めて98分の戦いになりましたけれども、そのアディショナルタイムを含めた戦いのなかで勝点3を奪いたかったなというのが率直な感想です。それと同時に、今回のゲームに関して言うと、フェアプレーというのは何なのかというのを、またひとつ自分のなかでは考えなきゃいけないなと。たとえば、いろんなシチュエーションがあって、いろんな状況がありますけれども、相手に惑わされることなく、自分たちは自分たちのペースで、自分たちのプレーを続けなきゃいけない。そこで相手が関与したり、別の第三者が関与するプレーであってはいけない。そのタフさをもっと身につけていかなきゃいけないなと、今日は改めて思いました。ですから、本当に平常心と言いますか、自分たちは淡々と黙々と自分たちの仕事に徹するという作業ですね。そういうのをこれからも続けていきたい。そして、過ぎ去った時間というのはもう戻ってきませんし、やり直しも利くわけでもありません。ですから、明日休んで、あさって集まったときに、みんなに笑顔で来るように、またサッカーがしたいんだという状態で休みを明けて集合できるようにとお願いしました。
今日も多くの方に来ていただいて、本当に期待の大きさを感じるとともに、やり甲斐、誇りというのも感じました。ですから、結果として引き分けに終わって、そこは笑顔で終わりたかったなというのがすべてです」
Q:今日の攻撃は細かくパスをつないで、ただ最後の精度の部分ではつながらない部分がありましたが、そのあたりはどう受け止めていますか?
「自分たちがいい状態でボールを受けて形をつくったときというのは、非常にいい攻撃ができるようになってきたと思ってます。もともと選手たちは力があるわけですから、何も慌てることなく90分とおして、そういったチャンスを繰り返せばいい。しかしながら、最後のところで精度とおっしゃられるように、相手のプレスだったり、相手の守備というものがどんどん厳しくなるエリアでの精度というものを、もっと自分たちがひとつずつのプレーで日頃から追求していく必要があるとは思っています。ですから、すべては継続であって、継続を続けていくうちにそこはまたゴールに結びついていくんじゃないかと思います」
Q:試合前に山形県サッカー協会の桂木名誉会長への黙祷がありました。何か思いというものはありましたか?
「自分は今、モンテディオ山形で監督を務めさせていただいてますけれども、このチームが立ち上げの頃からJクラブに上がっていく過程で、本当にご尽力された方だとうかがっておりますし、存じ上げてます。そういう方があってこそ、今の僕たちがいますし、そしてまたそのクラブが、さまざまな人の手にかかって成長を遂げている。その成長の歩みを止めないように、また次の世代に引き継いでいくように、発展していくようにというのが自分たちの仕事であると思っています。ですから、ご冥福をお祈りするとともに、自分たちはプレーで、ピッチで表現できる最大のものをお見せし続けていきたいなと思います」
Q:新加入の林選手の投入のところですが、0-0のところから準備していくのかなというところで1点入って、それでもすぐ投入という形になったと思うんですけど、0-0の場面で投入ということだとなんとなくわかるんですけど、1-0になってあそこで交代したという意図を教えてください。
「意図というと、1点取って、また追加点を狙いたい。それがすべてです」
Q:林選手にはどういったプレーで得点に絡むプレーをと考えていたのでしょうか?
「ゴール前の落ち着きであったり、彼の高さであったり技術の高さ、そういうものをこのホームのゲームで表現してもらえればいいなと思ってました」
Q:林選手について、今後につながる手ごたえとか、その点についてはどうですか?
「もちろん、パッと来てパッと活躍するということはどういうことかというと、見ていただいてわかるように、難しい作業なんですね。ですが、新しい選手が入ったことによる刺激と意欲というものを全体に行き渡らせたいという思いはあります」
Q:7月は1勝3分1敗と思うように勝てませんでしたが、後半戦に入って相手に研究されているところがあるのか、そのへんはどうですか?
「そういう部分もちょうど今日、ミーティングで話しましたね。後半戦に入ってというよりも、最近の試合で松本山雅さんは最近7試合は3勝2分2敗と、そういう成績で来られてました。自分たちは反対に2勝3分2敗。今、おっしゃられたように、直近では1勝3分1敗ということですけれども、当然のことながら、他チームもやり方を徹底されているというところと、自分たちが上位であろうが下位であろうが、お互いがお互いを研究しつつやると。当然、引き分けの試合が多くなってきてると思うわけですけれども、そこで勝ちきる作業を自分たちが継続して続けていっていると。ですから、我慢というわけではないわけですけれども、ひとつきっかけを手に、また自分たちが勝点3というものを連続して奪えるように戦っていきたいなと思っています」
以上















