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【第92回天皇杯 2回戦 松本 vs 京都】レポート:松本が『よく寝ていた』前半に、アタッカー陣が躍動した京都。駒井善成の1ゴール1アシストで、開始13分で試合は決した。(12.09.09)

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「前半20分まではよく寝ていましたね」と反町康治監督が苦笑するように、試合開始して13分で試合は決してしまった。後半はリズムを掴んだ松本が1点を返し、押せ押せの時間帯を作るものの、ゴールは遠く、追いつき勝ち越すことは叶わなかった。

リーグ戦も残り10節となり、両チームともコンディション不良や怪我人が出てくるのも当然の状況。松本も、怪我などでコンディションを落としている塩沢勝吾・船山貴之・ユンソンヨル・鐡戸裕史・飯尾和也はベンチから外れ、一方の京都も宮吉拓実がベンチに下がり、1トップに入ったのはサイドでの起用の多い駒井善成だった。
しかし、その駒井が素晴らしい活躍を見せる。まず試合開始直後の4分。中山博貴からボールを受けた駒井がくさび役となってパスを送ると、そこに詰めたのは工藤浩平。そして9分後には左サイドから崩され、ゴール前の混戦を自ら押し込む。最前線で自由に動き回りながら1ゴール1アシストの活躍を見せ、主導権は完全に京都。「前回のホーム戦より試合の入り方は数段良かった」と大木武監督も認めるほどの展開である。松本はディフェンディングサードで耐える時間が長く、「回されることはわかっていたが、相手も上手かった。ミスマッチが生まれて後手に回ってしまった」(楠瀬章仁)。苦しい時間は暫く続いた。
ただ、徐々に落ち着きを取り戻した松本は、「目が覚めてからは良かったですね」と指揮官も口にするように、単発ながらもシュートに持ち込む場面も増え、ディフェンスも粘り強く対応出来るようになるなど、遅ればせながら松本が『らしさ』を取り戻してきた。水谷雄一の好セーブがありゴールは割れなかったが、雰囲気は変わりつつあった。

エンドが変わった後半、2点ビハインドの松本は「点を取るために攻撃のことを考えないといけない」(反町監督)と4バックにすることで、攻撃にシフトチェンジ。それまではロングボールを殆どバヤリッツァに弾き返されるなど糸口を掴みかねていたが、カウンターもはまり出し、リズムは明らかに松本に傾き始めた。すると64分、チアゴ・シルヴァが抜け出して、2対2の状況から横パスを受けた楠瀬が最後は左足で落ち着いてゴール左へと流し込んだ。1点返し、押せ押せの状況。ヒートアップした場内に合わせるようにピッチ上も徐々に荒れ始め、抗議のために指揮官自らピッチに足を踏み入れる場面も。
しかし、チャンスはありながらもフィニッシュの精度に欠けて、最後の最後で決めきることが出来ない。逆に83分、中山にダメ押しとなる3点目を決められたが、これはリスクを負って前がかりになっていたところをカウンターで突かれたもので、「しょうがない」(反町監督)失点であった。せめて一矢報いたいところであったが、そのまま試合は1-3で終了。松本は昨年のファイナリストの壁を乗り越えることが出来ず、3回戦進出は為らなかった。

勝者の京都は、試合後の記者会見で反町監督が「京都の前線の選手は非常にレベルが高い」と感服するように、アタッカー陣が持てる力を存分に発揮した。リーグ戦はここまで3連敗中だが、残り10試合、J1復帰に向けて良いきっかけとなったことは間違いない。
一方、敗者となってしまった松本は、試合の入り方が全てだった。辛口の指揮官は『もう少しがんばりましょう』の評価だったものの、この日途中投入で初出場を記録した橘章斗とチアゴがある程度の持ち味を発揮したことは収穫と言えるし、前半途中から後半にかけて勢いでは京都を凌駕する場面も作った。それだけに、早い時間で2点のビハインドを背負ってしまうとやはり苦しい展開を余儀なくされる。この苦い敗北を、残り10節に生かしていかなければならない。

以上

2012.09.09 Reported by 多岐太宿
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