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【第92回天皇杯 2回戦 町田 vs 北九州】レポート:バー、ポストに嫌われること計5回。北九州は魅力的なサッカーを披露しつつ、“白い枠”に勝ち上がりを阻まれた(12.09.10)

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ギラヴァンツ北九州のシュートが、最初の15分だけで3度もゴールの枠を叩いた。最初の決定機は4分で、セットプレーの攻め直しから竹内涼が折り返す。キローラン木鈴が合わせたヘッドはバーに嫌われた。10分にも竹内がパスカットからスルーパスを送り、端戸仁はゴール左から左足で狙うが左ポストに弾かれる。15分には池元友樹のミドルが右ポストを叩く…。

試合のキックオフは13時。32.2℃の炎天下でも、北九州は「ナイトゲームの試合と何も変わらない、自分たちのサッカーを、立ち上がりからやっていく」(三浦泰年監督)という果敢な戦いを見せる。まず最終ラインが長短のパスを交えて起点となり、ボールが運ばれれば前に人数を掛ける。ゴールの近くでは、ドリブルから切れ込める選手が多い。守備も前からタイトにボールを追い、相手のミスを誘ってカウンターを得ていた。“ボールを持つ”部分を見れば、FC町田ゼルビアも劣っていた訳ではない。しかし北九州の「リズムとテンポのあるボールの回し」(池元)に、“持つだけでなく崩せる”アドバンテージがあった。選手、指導者人生を通して技巧的なサッカーを貫いてきたFC町田ゼルビアのアルディレス監督が、「J2で一番大好きなチーム」と認めるほどの“質”を北九州は発揮する。

「ポストとバーに助けられましたね」(修行智仁)というFC町田ゼルビアは、立ち上がりの猛攻を何とか耐えた。すると20分、町田は幸野志有人のパスカットからディミッチが左サイドに絶妙のスルーパスを送る。ドリブラー北井佑季は詰めてくるDFの逆を取り、エリア内へチャレンジ。相手の足がかかって、PKが与えられた。北井は自らPKを沈め、町田が先制する。

ただしその後も北九州の優勢は変わらない。26分にも池元が惜しいヘッドを放ち、29分には森村昂太のCKから金鐘必がボレーをバーに当てる。前半のシュート数は北九州が12本で、町田は2本。北九州はバー、ポストを計4度も叩く不運こそあれ、優勢は明らかだった。ともあれスコアは1-0と町田が上回って、試合は後半に入る。

北九州の積極的な姿勢は、選手交代にも表れた。後半開始と同時に安田晃大、森村を下げ、木村祐志と常盤聡を投入する。中4日で次のリーグ戦を控える日程だから、延長戦突入は避けたい。追いつき、勝ち切るために三浦監督は「後半の早い時間に点を取る可能性の高い組み合わせ」を選択する。その狙いは実際に奏功して51分、常盤が右足ミドルを叩き込み、北九州は1-1の同点に追いついた。ただその後も幾度か好機を迎えた北九州だが、前半ほどの猛威は見せられない。攻守とも積極的に試合を進めた引き換えに、体力的な消耗があったのだろう。

町田も終盤に、ゴール前の好機が増える。74分には勝又慶典が抜け出してシュート。この場面はGK佐藤優也にブロックされたが、79分には鈴木崇文のシュートが左ポストを叩く。お互いに90分間で2点目を決めることができず、試合は1-1のまま30分間の延長戦にもつれ込む。

延長に入ると北九州が92分、池元のシュートからまたもやのポスト直撃。本日5度目のアンラッキーで勝ち越せない。お互いの疲れもあり、序盤に比べると静かな流れで、延長戦は1-1のまま終了した。PK戦は先攻の北九州、後攻の町田とも4人連続で成功する。しかし北九州は5人目の常盤がGKにブロックされ、町田は田代真一が決める。序盤の劣勢を耐えて盛り返し、PK戦を5-4と制したFC町田ゼルビアが、10月10日の3回戦vsFC今治戦(広島ビッグアーチ)に進んだ。

以上
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