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【J2:第33節 栃木 vs 徳島】プレビュー:成長がうかがえるパス回しで堅守・徳島を崩したい栃木。佐々木竜太は周囲の期待をゴールに結び付けられるのか!(12.09.14)

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開幕から連敗を喫するなどの紆余曲折がありながらも、栃木は32試合を消化した時点で8位につけている。絶好の位置とは言えないが、それほど悪くもない。なぜなら、プレーオフ圏内の6位・京都とは勝点差3、自動昇格圏内の2位・湘南とも勝点は8しか離れていないからだ。上位との直接対決が4試合も残されているだけに6位以内はもちろん、その先にある2位以内も十分に狙える位置にいると言える。

掴みかけているチャンスを2季連続して逃すわけにはいかない。昨季は坂を転げ落ちるように9月に昇格レースから脱落し、言葉にできない悔しさを味わった。「終わり方が最悪だった」と話す高木和正は、だからこそ「今年は同じ過ちを繰り返したくない」と言葉に力を込め、昇格に意欲を燃やす。残り10試合、これまで味わったことのない重圧がかかり、緊迫した試合が続いていく。その状況をどれだけ楽しめるかで、「来年の栃木SCがどこで戦うのかが決まってくる」(廣瀬浩二)。結果だけがモノを言う、極めて過酷なサバイバルレースが、いよいよ幕を開ける。

その初戦、栃木は今季の初勝利を挙げた相手でもある徳島を、ホームで迎え撃つ。「8人が深い位置で守るのでスペースがない」と廣瀬が言うように、徳島は堅固な守備が売りである。他チームにとっての栃木がそうであるように、守備ブロックは容易に崩せない。しかし、先の天皇杯2回戦の横浜FC戦( /jsgoal_archive/game/2012/20129999998720120908.html )では、これまでの練習の成果が窺え、つまりポゼッションしながらチャンスを創出できた。徳島が相手でもボールを動かしながら揺さぶり、穴を突くことに不安はないはずだ。「ボールの失い方、奪われ方」(松田浩監督)に留意しながら、主体的に試合を運びたい。

崩す方策はある。手応えも感じている。あとはゴールを決めるだけだ。ほぼ例外なく昇格レースを制しているのは、リーグ終盤に勢いに乗ったチーム。最もチームに勢いをもたらせるのはゴールであり、それを決める確率が高いFWである。
「あいつが点を取り出してくれるとチーム力が上がる」
菊岡拓朗が爆発に期待するのが佐々木竜太。天皇杯では両チームの中で最多のシュート5本を放ち、決定機にも数多く絡んだ。しかし、結果はノーゴール。「FWなので目に見える形を出さないといけない」、「あれだけパスが来たら1本は取らないといけない」と言う佐々木は、試合後に「申し訳ない」と何度も繰り返した。早く結果を出したいという気持ちが体を縛り、焦りを生んでいるのかもしれないが、1点が取れれば解放される。菊岡との間で出来つつあるホットラインを活かし、ゴールラッシュへの第一歩を踏み出したい。

プレーオフ進出に一縷の望みを残す徳島は、天皇杯も含めて直近の試合では複数得点をマーク。懸案だった攻撃面に改善が見られる。2トップの津田知宏とドウグラスのカウンターが基本的な得点パターンだが、前節の山形戦ではサイド攻撃も機能。右の太田圭輔が単独突破を仕掛けるのに対して、左サイドは那須川将大と衛藤裕のコンビで崩し、2ゴールは共に左から生まれた。「ナスは嫌な位置に上がってくる」と、元チームメイトを警戒するのは高木。前回の対戦でPKを献上している那須川は、爽やかな外見からは想像できないほど、古巣戦に向けてマグマのような闘志を燃やしているはずだ。那須川と高木がマッチアップするサイドは、火花散る攻防が90分繰り返されるに違いない。どちらが主導権を握り、チームにリズムをもたらすのか。山形戦で2点をリードしながらも追い付かれた、徳島の試合運びと共に注目したい。

上位との対戦では負けない。下位には取りこぼさない。勝点に徹底的にこだわる、もっと言えばしがみつく姿勢が、粘り強さが、諦めない気持ちが、J1への道を切り開く重要な要素になる。失うものはない。恐れることは何もない。これまで築き上げてきたものを発揮し、栃木スタイルで最後まで戦うだけだ。

以上

2012.09.13 Reported by 大塚秀毅
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