鳥取と草津は9月9日、とりぎんバードスタジアムでの天皇杯2回戦で対戦したばかりで、このときは鳥取が2―1で勝利。3週間後、同じスタジアム、同じ13時開始で行われるリーグ戦第36節は、鳥取はJ2残留、草津は3週間前の雪辱に向けて、ともに負けられない一戦となる。
鳥取は前節、松本にアウェイで1―7の大敗を喫した。7失点、6点差での敗戦は、いずれも昨季のJ2昇格後のクラブワーストで、1試合7失点はリーグワーストタイ。33節で山形に勝ち、34節では甲府と引き分けて、上位相手に勝点を伸ばしてきたが、この日は守備がまったく機能せず、立ち上がりから失点を重ねた。0―7から実信憲明が1点を返して完封負けを免れるのがやっとで、リーグワーストの失点は73まで膨れ上がり、1試合平均2点を超えるまでになっている。
一方の草津は前節、ホームで山形を3―1と下した。最近2試合は湘南と富山に、いずれも完封負けだったが、この日は小林竜樹が24分の先制点を皮切りにハットトリックを達成。同様に2連敗中と調子を落としていた山形の反撃を1点に抑え、3試合ぶりの勝利を収めている。
今節の勝敗を占う上で、まずポイントになりそうなのがメンバー構成だ。鳥取は松本戦で鼻の骨を骨折したDF戸川健太が全治3週間と診断され、欠場が濃厚。昨季の加入以来、1試合を除いて公式戦全試合にフルタイム出場し、優れた危機察知能力、巧みなカバーリングで守備の要となってきただけに、不在は非常に痛い。一方の草津は、天皇杯のときは負傷離脱していたDF御厨貴文が、すでに復帰。万全の態勢で臨むことができるのは大きなアドバンテージと言える。
もう一つ、カギを握るとみられるのが中盤の攻防。天皇杯における鳥取の後半の巻き返しは、布陣を開始当初の4―4―2から4―3―3に変更し、草津のドイスボランチの松下裕樹と櫻田和樹への圧力を強めて、パスの出どころを封じたことが要因の一つだった。鳥取としては、今回も同様の展開を狙いたいが、草津も当然、それを警戒してくるはず。個々のマッチアップと組織力で、このエリアで優位に立った方が主導権を握ることになるだろう。
鳥取は昨年10月、とりスタでの天皇杯2回戦で熊本を3―0で下したが、約2週間後、同じとりスタでのリーグ戦で熊本と再び戦った際は0―1で敗れている。今季ここまでの状況はよく似ているが、リーグ戦の結果も同じになることは、J2残留を争う鳥取としては、何としても避けなければならない。過去リーグ戦の対戦成績は2勝1分、天皇杯も含めて公式戦で草津に負けなしという相性の良さを発揮し、勝点3を狙っていくことになる。
一方の草津は、J1昇格が厳しくなり、チームの目標は勝ち越しに変わりつつあるが、それに近づくためにも、昨季の熊本の再現となるリーグ戦での勝利を目指す。J2残留のプレッシャーと比較すれば、精神的に楽に戦えるのは、おそらく草津の方で、そうした現状の違いも、一つひとつのプレーや勝敗に微妙な影響を与えるかもしれない。
以上
2012.09.28 Reported by 石倉利英
J’s GOALニュース
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