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【J2:第36節 愛媛 vs 千葉】レポート:千葉にとっては悲劇のアディショナルタイム。土壇場で追いついた愛媛は千葉から初めて勝点を奪う(12.10.01)

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心配された台風17号の影響は少なく、予定通りのキックオフを迎えることができたニンジニアスタジアム。それでも松山空港は欠航が相次ぐなど、特に千葉サポーターにとっては厳しいアウェイとなった。
そして試合の結末も、千葉にとっては目を覆いたくなる結果だった。4分のアディショナルタイムが過ぎた数秒後、ラストプレーで愛媛が同点に追いつく劇的な幕切れ。千葉がほぼ手中にしていた勝点3は、するりとこぼれ落ちた。

ただ、バルバリッチ監督が「勝ってしかるべきだったし、もっと得点が入っていた試合なので引き分けたことは残念」と振り返ったように、追いついた愛媛にとっても悔いが残る一戦。シュート数でも千葉の6本を大きく上回る15本を千葉に浴びせたが、GK岡本昌弘の攻守に阻まれて勝ち切ることはできなかった。

その愛媛にとっては、立ち上がりの失点が痛かった。前半11分、愛媛はクリアしたボールへの対応がルーズになり、荒田智之に押し込まれた。「試合の入り方がゆるかった」と、指揮官と選手たちも悔やんだが、愛媛は勝てなかった時期に繰り返した悪癖が顔をのぞかせた。このまま千葉が前に出てくれば愛媛にとっては脅威になったはず。しかし、千葉は守備のブロックを整えてゴールを守ることを優先した。そして愛媛がボールを支配し、大きなサイドチェンジからそのブロックを崩そうとする展開が続いた。特に目についたのは最終ラインから左サイドの前野貴徳に送られたロングボール。これで愛媛がチャンスを迎えると、後半は右サイドの石井謙伍も高い位置を取り、両サイドハーフが攻撃に出て千葉の守備を崩しにかかった。

そして同点ゴールが生まれたのは後半19分。フリーキックを愛媛は素早く前に送り、伊東俊のワンタッチパスを有田光希が押し込んだ。そのわずか5分後に、千葉はゴール正面のフリーキックを兵働昭弘が直接ゴール。GK秋元陽太もほとんど動けなかったビューティフルゴールだったが、それでも愛媛が主導権を握る流れは変わらなかった。というよりも、むしろ劇的な結末に向けて勢いを増した愛媛。途中出場のトミッチや加藤大がチャンスに絡むと、福田健二が投入された終盤はパワープレーでゴールに迫った。後半35分にはアライールのヘディングが、続く37分には加藤のシュートが千葉ゴールを襲ったが、岡本がビッグセーブ。さらにアディショナルタイムに入っても愛媛が攻め続けると、再び同点ゴールが生まれたのがまさにラストプレー。右サイドから放り込まれたアライールのクロスに有田が競り勝ち、劇的な結末を迎えた。

千葉にとっては痛恨のドロー。しかも2試合続けてアディショナルタイムに追いつかれるという結末は、精神的にも厳しいものがあるだろう。ただ、結果だけにとらわれるのではなく、戦い方もしっかりと分析をして修正する必要がある。特にこの試合では守り切れなかった守備はもちろんのこと、攻撃にも課題を残した。リードをしたことで単調になった側面はあるかもしれないが、終始ロングボールに頼る攻撃は相手に脅威を与えられていない。先制しても相手に主導権を渡して受身に回れば、同じようなことを繰り返しかねないだろう。

一方の愛媛も、序盤の失点は今シーズン何度も繰り返してしまった形。監督が繰り返し指摘してきた「責任逃れ」のような集中を欠いたプレーだった。それでも、この試合は愛媛にとって追いついたことの方が大きい。千葉を圧倒しても結果が出なければ、勝てなかった時期の状態に逆戻りしかねなかった。過去全敗の千葉から、ようやくつかみとった勝点1という結果が重要だ。あとは、これを次の湘南戦(10/7@BMWス)につなげること。天皇杯で苦杯をなめた相手にリベンジを果たし、上位いじめを続けて意地を見せたい。

以上

2012.10.01 Reported by 近藤義博
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