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【J2:第36節 町田 vs 大分】レポート:19歳のゴール競演は大分に軍配。的確な守備の狙いとハードなプレスで町田を手詰まりに(12.10.01)

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立ち上がりのFC町田ゼルビアは、とにかくボールの“取られ方”が悪かった。大分トリニータにカウンター、セットプレーなどの形を作られ、極め付きは14分の失点シーンである。まず津田和樹が三平和司のプレスを受けて、左サイドからGK修行智仁にパスを下げる。修行は「あまりいいところにコントロールできなかった。無理してつながずに前へ蹴っても良かった」と悔いるが、相手のプレッシングが一枚上だった。途中交代での出場が多く、25戦ぶりの先発で「結果を残したいと思っていた」という木島悠が、パスカットに成功。そのまま無人のゴールに流し込んだ。

大分は町田のパスワークを分析し、周到に罠を張っていた。「そこ(町田の太田康介)を消せば、攻撃のチャンスは確実に減る」と守備の狙いを明かすのは為田大貴。大分は中盤の中央に潰しどころを定め、パスを横に誘導する。次の選手に対しても正面からプレスに行き、縦のコースを消していく。2トップも「行き過ぎたらそこを使われるので、しっかり引いてラインを作って、そこからプレッシャーを掛けよう」(木島)と話し合っていたのだという。町田は手厚く連動したプレスを受けて前に出られず、強引な打開を図ると引っ掛けられるというジレンマに陥っていた。

町田のアルディレス監督はこれを見て、前半半ばから布陣を変更する。加藤恒平を3バックの左から中盤に上げ、「4-4-2のフラットっぽい感じ」(加藤)という形にアレンジ。更に40分頃から「(太田)康介さんが真ん中に構えて、僕は右のちょっと前気味」(加藤)という、4バック3ボランチの布陣を作る。大分の田坂和昭監督はこの時間帯を、「少し相手のシステムが変わったことによって、チグハグな部分はありました」と振り返る。

32分、町田は田代真一が左サイドに大きく展開。津田和樹はクロスを相手にブロックされるが、こぼれ球を自ら中に落とす。ニアに走り込んでいた幸野志有人は、ダイレクトでシュート。右足のアウトに掛けて、スライス回転でゴール右隅に突き刺した。町田が幸野のプロ初ゴールで、1-1の同点に追いつく。
しかし大分は前半アディショナルタイムに、悪い流れをきっちり断ち切る。チェ・ジョンハンが左サイドからドリブルで切れ込み、右足のミドルを放つ。相手DFに引っ掛かって裏にこぼれたボールに、詰めていたのは為田。「(同い年で元チームメイトの)幸野が決めて自分もというのはありました」という彼が、上手く浮かせたシュートでGKの上を破った。

2-1と勝ち越して後半を迎えた大分は、「幸野志有人、鈴木崇文を捕まえ切れませんでした」(田坂監督)という分析から、布陣を変えてバランスを改善させる。監督は「3トップ」と表現するが、実際は〔5-4-1〕に近く、守備時には両ウイングがボランチの横まで引いてくるという意図だ。これが機能した大分は、敵将アルディレス監督をして「サッカーが全くできませんでした」と嘆かせる展開に持ち込む。

慎重ながらも優勢に試合を進める大分は72分、石神直哉が右コーナーキックを左足で蹴り入れると、折りからの強風にも乗って、ボールがぐっと伸びる。大分はGKの前に三平和司が立って、修行智仁の出遅れも誘っていた。GK修行はボールに触りつつもコースを変えられず、石神のコーナーキックが奥のネットにダイレクトで突き刺さる。修行にとっては1点目に続く、痛恨のミスだった。

3-1で試合を終えた大分は、この勝利で暫定ながら3位に浮上。昇格に向けて大きな勝点3を得た。町田は鳥取の勝利、富山の引き分けにより20位、21位との勝点差が拡大。更に太田康介が今季8枚目の警告で2試合の出場停止になるなど、重苦しい一戦となってしまった。

以上
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