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【J1:第28節 横浜FM vs 広島】プレビュー:約4か月前の再現を狙う横浜FMの挑戦を、首位・広島が受けて立つ(12.10.05)

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横浜F・マリノスにとって今季ベストゲームの一つ、それが5月12日、広島ビッグアーチでのサンフレッチェ広島戦だろう。
開幕以来の7試合未勝利から抜け出し、4連勝目のゲームが広島戦だった。スコアは3−1。青山敏弘に60m以上のスーパーロングシュートで先制を許すも、その後は守備の集中力が途切れず、爽快な逆転劇を演じ、まさに「結果も内容もいい試合だった」(ドゥトラ)。

逆に広島にとっては、今季ワーストゲームの一つだったのかもしれない。広島らしさが皆無で、横浜FMはやや拍子抜けした感があったからだ。試合後、栗原勇蔵は淡々と話す。
「広島の選手は、裏にも抜けてこなかった。以前だったら、もっと嫌な動きとかしてきたのに。ただボールを回しているだけで、全然怖さがなかった」
広島にとっては屈辱的なコメントである。今節は優勝争いのことだけでなく、リベンジへの気持ちも芽生えているはず。広島が牙をむいて、日産スタジアムへ乗り込む。
 
ただ、振り返ると、あの試合から両チームが歩いてきた道程は、大きく異なる。ここまで敗戦数は、お互い「6」と全く同じ。だが、勝利数は広島が「16」なのに対し、横浜FMは約半分の「9」…。首位と10位の差、それは勝ち切れるゲームが多いか、少ないかの差ということは明白だ。さらに掘り下れば、絶対的なストライカーがいるか、いないかの差が明暗を分けている。広島には前節のサガン鳥栖戦で2得点を決め、20ゴールの大台に乗せた佐藤寿人がいるのに対し、横浜FMは8ゴールのマルキーニョスがチーム得点王。この歴然とした差により、横浜FMは今回、挑戦者として臨むことになった。

しかもそのチャレンジャーは、今回、自分たちの攻守の武器を携えることができない。マルキーニョスと栗原、そして富澤清太郎の3人を出場停止で欠くなかで、戦わなければいけないのだ。普通に考えれば劣勢が予想される。
ただし、選手たちのテンションはむしろ高い。前節・大宮アルディージャ戦後、「ウチは3人が抜けて、相手(広島)も強い。逆にチーム一丸となって戦えるはず」と、中村俊輔に動揺は見られなかった。
それは、スコアレスドローに終わった大宮戦の内容が決して悪くなかったことも一因。2試合連続で先発ボランチを務めた熊谷アンドリューが中盤で、落ち着いてテンポよくさばき、連動性が芽生えてきたからだと言える。
中村も「アンドリューが入っていい感じになってきた」と評価。発展途上の19歳の実力が広島相手で試される。

一方、広島は森脇良太が出場停止。GK西川周作、DF水本裕貴、千葉和彦とともにリーグ戦フルタイム出場を続け、堅守広島を支えてきた3バックの一角を欠く影響は一体いかほどか。主力3人が不在の横浜FMの穴に比べれば小さいかもしれないが、それが原因で“落とし穴”になる可能性もゼロではない。栄冠を掴み取るためには、乗り越えなければならない試練となる。

以上

2012.10.05 Reported by 小林智明(インサイド)
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