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【J2第37節 全体プレビュー】アディショナルタイムの明暗は?残留争いは最下位をめぐる攻防に(12.10.05)

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3月に開幕したJ2も、いよいよ大詰め。多くのチームは残り6試合となったが、前節、台風17号の影響で数試合が延期となった影響で、松本、岐阜、京都、徳島の4クラブは1試合未消化となり、残り7試合となっている。この1試合が今後、どのような影響を及ぼすのか。波乱含みの10月、その最初の節となる37節の見どころをピックアップする。

J2第37節対戦カード
J2順位表

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1.試合終了間際に泣くのは? 笑うのは?
前節は各地で、試合終了間際の後半アディショナルタイムに劇的なゴールが生まれた。J1昇格を争うクラブの多くが、そのゴールによって勝点を落としており、今節での巻き返しがなるかが注目される。

2位の湘南(勝点63)は、台風による延期で10月1日に開催された前節、ホームで熊本に1―2で敗戦。前半に先制され、75分に追い付いたものの、90+4分に勝ち越し点を奪われた。これで今季初の3連敗となり、首位の甲府(勝点74)との勝点差は11に広がっている。ホーム連戦となる今節は愛媛戦。ホームでの愛媛戦は最近6試合負けなし(3勝3分)という相性の良さはあるものの、自動昇格となる2位以内を死守するためにも、勝点3が欲しい一戦。勝利を目指すための攻撃と、連敗を止めるための守備のバランスがポイントになりそうだ。

8位の山形(勝点57)は、ホームで東京Vと戦った前節、76分に先制点を挙げて1―0とリードしたものの、90+5分に失点。連敗は3で止めたものの、勝点1にとどまった。未勝利が続く32節以降の5試合で4位から8位に後退しており、昇格争いに生き残るためにも、ここが正念場。現在3連勝中と好調な熊本をホームに迎える今節は、勢いに飲み込まれないだけの精神的なたくましさが求められる。

5位の千葉(勝点59)は、愛媛とアウェイで対戦した前節、2―1とリードして迎えた90+5分に失点し、痛恨の引き分け。ホームで東京Vと対戦した前々節も、90+3分に追い付かれて引き分けており、2試合で勝点4を失った。今節はホームでの草津戦。リードを奪っても1点差のままなら、終了間際に大きな重圧がかかるだろう。早い段階でリードを2点以上に広げ、余裕をもって逃げ切る展開に持ち込みたい。

この3クラブとは対照的に、甲府は前々節の北九州戦は90+3分、前節の栃木戦は90+2分に決勝点を挙げて2連勝。6位の東京V(勝点59)は、前々節の千葉戦は90+3分、山形戦は90+5分に同点ゴールを決め、連敗を免れて勝点2を積み上げている。果たして今節も、アディショナルタイムに明暗が分かれるのか。シーズンの行方と同様、1節ごとの戦いも、最後の最後まで目を離せない。

2.21位以上での残留を目指す4クラブ
今季のJ2は当初、21位と最下位の2クラブにJFL降格の可能性があった。しかし先日、JFLから昇格できる可能性があるのがV・ファーレン長崎だけになったため、J2からの降格対象も最下位の1クラブのみに決定。今後の残留争いは、21位以上を目指す攻防となる。

今節最大の注目は、21位の富山(勝点29)が、20位の鳥取(勝点31)をホームに迎える直接対決だ。富山は前節、ホームで岡山と対戦し、後半に先制されたものの、そこから追い付いて1―1で引き分け、勝点1を上積み。鳥取はホームで草津と対戦し、後半の2得点で2―0と勝利を収めている。12節の今季初対戦では、ホームの鳥取が1―0で勝ったものの、チャンスの数では富山が上回っており、今回も激しい競り合いとなることが予想される。

19位の岐阜(勝点32)は、アウェイで12位の水戸(勝点52)と対戦する。岐阜は前節の松本戦が台風で延期となったため、1試合未消化だが、その未消化分が10月18日に組み込まれた。10月14日のホームでの山形戦、21日のアウェイでの京都戦の間にアウェイ遠征が入る過密日程となるだけに、今節も含め、そこまでに勝点を伸ばせるかが大きなポイントだ。

最下位の町田(勝点27)は、アウェイで東京Vとの「東京クラシック」に臨む。前節はホームで大分に敗れたが、ここで勝点3を奪うことができれば、ほかの3チームにプレッシャーをかけることができる。ライバル対決で、最下位脱出への勢いをつかむことができるか。

残り7節となっているJFLで、V・ファーレン長崎は首位。最終的にJ2の入会審査に合格しなければいけないが、成績面の条件だけを見れば、V・ファーレン長崎がJFLで優勝すれば、J2最下位のクラブは自動降格となる。V・ファーレン長崎が2位なら、J2最下位のクラブとの入れ替え戦に持ち込まれるが、J2残留を目指す各クラブの目標はもちろん、21位以上での残留。熾烈なサバイバルは、いよいよここからが本番だ。

以上

2012.10.05 Reported by 石倉利英
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