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【J1:第28節 C大阪 vs 鳥栖】プレビュー:12位に浮上してきた好調C大阪が、5位鳥栖と対戦。『バースデーウィーク』をC大阪が勝利で飾ることができるか!?(12.10.05)

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最近5試合のなかでは4勝1敗と、J1リーグ戦では最も好成績をあげているC大阪。前節では数的不利を強いられながら、J1残留争いのライバルでもある神戸に逆転勝利し、第14節広島戦以来苦しんできた14位以下という壁からの脱出に成功。鹿島、神戸を抜いて、12位に浮上した。リーグも終盤戦を迎える10月最初のゲームで、その好調C大阪がホームに迎え撃つのは、今季J1初昇格ながら、台風の目のような存在となり、現在5位に食い込んでいる鳥栖。C大阪のレジェンドのひとりとも言える尹晶煥監督が率いる、ハードワークと粘り強さが魅力のチームと今季3度目の顔合わせとなる。

開幕戦では鳥栖のホーム、ベストアメニティスタジアムでスコアレスドローに終わった両者。その後、6月27日に行われたヤマザキナビスコカップ予選リーグ第7節では、今回と同じキンチョウスタジアムで対戦し、C大阪が鳥栖に5-0と圧勝している。しかし、このリーグカップ戦での試合では、鳥栖のほうが豊田陽平、池田圭、金民友ら主力の多数を欠いていたうえ、前半のうちに2人の退場者を出したこともあって、ほぼC大阪の独壇場となっていた。しかも、C大阪が8月に監督交代を行い、レヴィークルピ監督のもとで、攻撃サッカーへ原点回帰している状況にあるだけに、この3度目の対戦は、今までの2試合とは違った展開になり、C大阪がボールをつなぎながら攻勢をかけるのに対して、鳥栖が素早いプレスやカウンター、セットプレーで対抗するという構図が予想される。

『レヴィーセレッソ』は、昨シーズン、ハイプレスをかけてくるチームを苦手にしていた。だがしかし、今季、レヴィークルピ監督が復帰してから、特に最近では新潟、名古屋、清水、神戸と、強力なプレスを得意とするチームと続けて対戦しながら、敗れたのは名古屋戦のみ。C大阪としても、夏以降にメンバーが揃い、コンディションが整ってきたなか、結果を出せている。柿谷曜一朗、山口螢、扇原貴宏ら若きタレントが活躍すれば、ここ2試合ではシンプリシオ、枝村匠馬といった今夏加入組が、いずれも決勝点をマーク。「いつもどおりの、自分たちのサッカーをすることだけを考えてやれば、結果もついてくると思う」と扇原も述べるように、今、桜色のイレブンには自信が満ちている。

ただ、一方で、「まだ順位もポイントも、安心できるところじゃない。気を引き締めてやっていかないといけない」と山口。16位G大阪との勝点差はまだ6。C大阪はJ1残留争いから完全に抜け出したとは言えない状況であるのも事実だ。「1勝で(順位が)また入れ替わってしまうので、ここからがさらに重要になってくる」と枝村が述べれば、鳥栖戦に向けてレヴィークルピ監督は「C大阪にとっては、今シーズン一番大事な試合と言える」と、この一戦にかける想いを強調する。

そのなかで、今週はC大阪の『バースデーウィーク』。この10月5日に扇原、試合当日の6日に山口、7日には村田和哉、8日には児玉新と、なんと鳥栖戦前後の4日間、C大阪の選手たちが誕生日を迎える。メモリアルな日を迎える彼らに期待せずにはいられない。「21歳になった1年もしっかりと、20歳よりもいい年にしたいと思うし、どんどん成長していきたい」とさらなる飛躍へ意気込みを見せる扇原、「点を取りたいという気持ちもあるが、それよりもC大阪のチームが勝つことが一番大前提。それに貢献できるようプレーできればいい」と必勝を誓う山口、「周りの若い誕生日に華を添えられたらいいな(笑)」と恐縮しつつも「勝ちにはこだわりたい。自分にとってはいつも大事な試合ですが、とにかく思い切って自分のできる限りのことをできればいいかなと思う」と静かに闘志を燃やす児玉、「自分のプレーを出して、アピールしたい。トップ(公式戦)でできるようにやるだけだし、(今季)最後のほうの試合を勝ち上がっていくための力に、自分がなりたい」という、最近コンディションを上げてきた村田のプレーには注目だ。

対する鳥栖は、前節広島に1-4と大敗するも、ここまでリーグ戦では連敗がなく、上位にしぶとく食らいついている。11得点をマークしている豊田や、「特にセンターバックの2人は空中戦が強い」とレヴィークルピ監督が警戒するキムクナン、呂成海といった高さのある選手たち、また、チームで唯一全27試合に出場している藤田直之のロングスローなどは、C大阪の脅威となるだろう。そして、丹羽竜平にとっては、2008年まで在籍していたC大阪との古巣対決。仲の良かった柿谷とのマッチアップも、見どころのひとつになりそうだ。

12位C大阪と5位鳥栖との勝点差は、6ポイント。J1では、1つ勝てば大きくジャンプアップし、1つ負ければ途端に苦しくなる、混戦模様となっているだけに、この一戦も、ある意味サバイバルな様相を呈している。そこで、C大阪が今季初の3連勝を果たし、上位に風を吹き込むか。それとも、鳥栖が勝って再びトップ3を脅かす存在になれるか。この一戦、双方にとって、どうしても落とせない。

以上

2012.10.05 Reported by 前田敏勝
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