今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第30節 柏 vs 大宮】試合終了後の各選手コメント(12.10.27)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●那須大亮選手(柏)
「前半、ミスから失点して、その後はチャンスを作ったし、そこで決め切れなかったのが痛かった。できれば前半のうちに追い付いて後半を迎えたかったけど、後半はバランスを崩し、ジョルジ(ワグネル)をサイドバックにして、攻撃的に行くということだった。それでセンターバックと相手が2対2の状況になる場面ができたり、自分たちのミスがあって、小さなミスから失点をしてしまった。しっかり受け止めて、リーグ戦はまだあるので、しっかりやっていきたい。後半は攻撃に比重を置いていたので、後ろは同数になる場面があった。そこはゲーム展開を考えればしょうがないけど、攻撃に行く姿勢の中で点に結び付けられればよかった。ミスを引きずるんじゃなく、下を向いていたら話にならない。個人というよりチームとして上を向いて鼓舞していかないと。1人でやってもなかなか伝わりにくいけど、チームとして伝われば。そういうところからだと思う」

●増嶋竜也選手(柏)
「今日は、前半はうまくはまっていただけに自分たちのミスが2本、カウンターが2本、那須さんとのコンビも良かっただけに失点の仕方が悔やまれる。後半は攻撃的に行こうということで、ジョルジを左サイドバックにして、攻撃的に行ったけどミスが目立ち、そこを突かれた。悪循環が続いてしまった。ちょっと焦り過ぎていたと思う。1点失ったからといって、焦る必要はなかった。センターバックがいる時はしっかりとブロックを作って抑えられていたけど、センターバックが上がった時のカウンターや、ビルドアップしていた時のカウンターで自分たちが崩れた。残留争いをしているチームは必死に来る。負けられない相手にこっちも冷静にサッカーをしないと。もう少し落ち着いて、試合運びができればよかった。センターバックの対応としては空中戦も球際も負けていなかった。セカンドボールを拾われ、ミスを突かれ、やられてしまった。個人としてはやられていないのに、気付いたら4失点している感じだった」

●茨田陽生選手(柏)
「僕としては、最初の失点はアクシデントと捉えていました。だから特に気負うこともないと。前半、相手にリズムを作らせず、自分たちがリズムを掴んでいた。そこでしっかり点が取れていればよかったけど、前半は五分で戦えていたと思います。後半、中盤のフォーメーションを変えたことが、相手のボランチにスペースを与えてしまった。相手サイドで、ワイドに入ってプレーして、そこでリズムを作られて。ヨンハさん(安英学)が入って、ダブルボランチにして中盤をボックスにしたけど、後半に2失点したところで、リズムを取り戻すのは難しかった。自分も最後まで諦めていなくて、ヨンハさんの激しい球際のプレーや、ネットの技ありゴールで1点を返したけど、自分たちの良い時間帯を考えて、局面局面でやっていきたい。単純に悔しいです」

●安英学選手(柏)
「ピッチに立った以上は、状況を変えるという意識で試合に出ました。僕が出た時点で0−3だったので、選手たちも元気がなく、自分が元気を与えられるようにとピッチに立った。どんな形であれ、負けたくなかったですし、レイソルはこんなチームじゃない、レイソルというチームがホームでこういう負け方は耐え難いものがあった。負けても一矢報いたいという気持ちがあったし、これで終わりじゃないですから。最後はネットが一矢報いてくれたので、次のガンバ戦につなげたい」

Q:最後は安英学選手が気迫のプレーでチームを盛り上げましたが、2失点目をした後に選手は目に見えて気落ちし、そういう状況から気持ちを奮い立たせることができていないように思えます。
「メンバーが代わった中でもチャンスを作っていたとは思います。普通では起きないミスで失点し、チャンスで我々が得点できていたら…と出ていた選手も感じていただろうし、その気持ちのギャップがあったのかもしれません。メンタル的に強い気持ちは必要です。タニ(大谷)もスゲ(菅野)も、失点しても声を出してくれていたけど、他のみんなも声を出して、もうちょっと跳ね返す力が必要だと思う。こういう状況を受け入れたくないという気持ちを、僕も含めて全員が出すべきだと思う」

●ズラタン選手(大宮)
「ここ最近は自分もチームもコンディションが上がっていることがこの結果につながった。柏はビデオを何回も見て、良いチームだと思っていた。この勝利は自信になるし、次に向けての良いスタートになる。スロベニア代表招集を辞退したことは後悔していない。ハットトリックは昔、スロベニア時代に記録したことがあるが、今日できてうれしい。ストライカーとして素晴らしかったと思う。私自身は、ゴール前でチャンスを待って決める選手ではない。守備であったり、パスの供給であったり、チームを助けるのが自分のプレーだと思っている」

Q:何ゴールを目指していますか?
「私はゴールすることだけを考えてはいない。重要なのはJ1に残ることで、そのためのゴールが大事だ。大宮でプレーできることを誇りに思う」

●青木拓矢選手(大宮)
「決めるところで決められたのが大きかった。立ち上がりは慎重に入って、危ない場面はあったけど、その中で相手のミスもあって、そこをしっかり突くことができた。先制したあと、柏が前から来て、ロングボールからセカンドが拾えなくて苦しいところもあったけど、好きにボールを回されてはいなかった。後半も余裕があった。やられる感じはしなかった。相手にやらせながら、奪ったらカウンターという感じで、それがハマって点が取れたことで、落ち着いてやれた」

●渡邉大剛選手(大宮)
「後半に押し込まれたけど、しっかり自分のところに来たら一回タメを作って全体を押し上げられるようにしようと考えた。監督からは「パス出せ」って怒られたけど(笑)、あそこでリスクを負わずに蹴ってしまって失うと相手の思うつぼだと思った。相手は点を取りたいと焦っていたから、センターバックも食いつき気味に来ていたし、事故みたいな点もあったけど、それも『あるかな』という雰囲気が(スカウティングの)ビデオにもあった。そこを上手く突けたと思う」

●北野貴之選手(大宮)
「得点は偶然じゃない。ねらっていた。1点目は柏の軽率なミスだったかもしれないけど、それ以外はしっかり崩したと思う。パスの出し手も上手かったし、それをしっかり決めたズラタンはさすがストライカーだった。こういう苦しい状況の中で、ポストに当たってもしっかり入るというのは、気持ちが入っている証拠。決定的なチャンスをものにしたことが大きかった。これでもし、いくつかチャンスを外して1点差とかのまま進んでいたら苦しかったけど、攻められてはいたけど今日は余裕があった。シュートも撃たれたけど、(渡部)大輔とかには「あそこから撃たせても止めるから、あの間合いで良いよ」と、ほとんど読めていた。今日の勝点3は大きかった。最後に1点やられたのは悔しいけど、4−0のまま終わるよりも逆に気を引き締めるという意味で薬になると思う」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着