●手倉森誠監督(仙台):
「まず今日のゲームは非常に厳しい困難なゲームだという話をしました。10月に入ってから久々のアウェイゲームでしたし、ジュビロはこのヤマハスタジアムで強いという話をして、そういった中でのゲームプランはいい守備からいい攻撃というところを徹底すること、組織で守備をオーガナイズすることでした。ゲームが始まってジュビロが2トップにしてきたり、シンプルに割りきって前への攻撃が速い中で押し込まれた状況も長いゲームでしたが、その中でハーフタイムに後半30分すぎが勝負になるとチームとしては踏んでいました。先制点を取れたところまではプラン通りだったかなと思いますし、失点の部分はファーへのボールで全体が少しふわっとのぞいてしまったようなところでの失点だったことが悔やまれます。この勝点1を拾えた中で失点のところでの悔しさを残りの4戦にしっかりつなげなければいけないなと思っていますし、自分たちが先制点を取ったからこそ勝ちきりたかったです。試合後、他会場の結果を聞いたところ多くが引き分けだったということですから、神様は11月からの戦いというシチュエーションを作ったんだろうなと考えて、前へ進みたいと思います」
Q:残り4試合となりましたが、その中で最も大切にしたいことは?
「まずはやはり積み上げてきたものをやりきるという覚悟が必要だと思っています。今ここで優勝争いをできているという自信、優勝への可能性を信じること、仲間を信頼すること、そして団結して最後まで戦い抜くことが大事だと思っています」
Q:アウェイで勝点1という結果をよしとする部分、勝点3取れなかった悔しさが両方あるということですか?
「選手たちにもその話をしてきました。他会場の結果を聞いて勝点1でよしとすることができたというところだと思いますし、チームの中で先制を取れて勝点3を持って帰るチャンスはあったと。ただ、追いつかれことに対しての悔しさはしっかり持って帰らなければいけないという話をロッカールームでしてきました。勝てば大きな勝点だったと思いますが、まだまだしぶとさが必要だということだと思います」
Q:負傷退場となった菅井選手の状態は?
「膝上と足首の打撲です。次の試合までには十分回復できるくらいのけがですし、次の試合が次の土曜日ではなくてよかったという感じです。間に合います」
Q:中原選手を投入した際にウイルソン選手を下げたというところの理由は?
「まずは守備のところで赤嶺が非常に頑張ってくれていました。あの頑張りは最後まで継続させなければいけませんでした。それから今日のジュビロは高かったです。セットプレーで赤嶺が下がればウイルソンはどちらかと言うと前線に残っていていい状態でしたが、この試合はマークにつかなければいけない状態でしたし、そうなればその役割を担えるのは控えでは中原しかいないというところと、あとは運動量的なところで赤嶺よりはウイルソンの方が足が止まっていたのかなと感じていましたから、そういった交代でした」
Q:ヤマハスタジアムは2008年の因縁の地ですが、当時を振り返り、今優勝争いをしているチームの成長をどのように感じていますか?
「今日、ウォーミングアップの前にその話をしました。自分が監督になった年に入れ替え戦でJ1昇格を断たれた場所ですし、それから月日が経ち、今こうしてJ1で優勝争いができていると。『あのころから』という思いは今日集まってくれたサポーターの中にもあったと思いますし、逆に言えばジュビロサポーターもこのチームが優勝争いをしているんだという思いもあったと思います。そういった意味でも我々の成長を示す試合でもあるという話はしました。あの入れ替え戦の悔しさがあったからこそ我々も成長できたと思いますし、いろいろな出来事を糧にして我々は成長してきたということを試合前に振り返りました。その後の震災もそうですし、J1の1年目に14戦勝てなかったこともそうです。今日は勝点1拾ったというところでこれからの4試合でさらなる成長を示したいと思います」
以上
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