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【J1:第34節 C大阪 vs 川崎F】プレビュー:『J1に残る!』ため、総力戦で臨むC大阪。3連勝と好調な『因縁の相手』川崎Fをホーム長居に迎え撃つ(12.11.30)

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2012年度のJ1リーグ戦で、最終節までもつれたJ1残留争い。その渦中にいる14位C大阪は、この第34節で、川崎Fをホームの大阪長居スタジアムに迎えて、J1残留をかけた戦いに挑む。勝点41のC大阪は、この一戦で引き分け以上ならば、無条件でJ1残留が確定するのだが、敗れた場合には、15位神戸、16位G大阪、17位新潟の結果にかかってくることもあり、緊迫感に包まれたなかでの試合になることは言うまでもない。一方の川崎Fは、第30節神戸戦に引き分け後は、浦和、新潟、清水に3連勝中と、終盤戦に入って好調。この4試合で5得点とゴールを量産中のレナトを中心に、今季初の4連勝を目指して、大阪に乗り込んでくる。

前々節はホームで同じくJ1残留争いを繰り広げ合ってきた大宮に1-3と苦杯をなめ、前節は敵地で広島に1-4と大敗。それだけでなく、目の前で広島が優勝を決めて沸き返る光景を目の当たりにさせられ、悔しさに満ちあふれたC大阪。その結果、今節では、自分たちの未来をも左右する、J1残留をかけたビッグゲームに臨むことになった。しかも、大事な一戦では広島戦で退場処分を受けた山口螢が出場停止。中盤の核となる選手を欠くことになるが、この1週間では、休み明け初日から異例の紅白戦を実施するなど、レヴィークルピ監督を中心に、チームは29日までの3日間、十分かつ入念に戦術練習を行って調整。負傷離脱していた丸橋祐介も復帰し、ケガの状態も不安視された柿谷曜一朗も全体練習に合流。2試合連続出場中の南野拓実(C大阪U-18)も引き続きトップチームでプレーし続けるなど、総力戦で、この大一番への準備をしっかりと整えてきた。

そのなかで、C大阪は、ここ2試合も、先手を前半に奪われてリズムを崩して計7失点しており、なおかつ、この一戦では『負けない』ことがJ1残留への大前提となれば、「いいディフェンスで、失点しないこと」(レヴィークルピ監督)は必須。「失点ゼロで終わりたいし、先に失点をやられたら、苦しい状況になるかもしれない。守れるところは絶対に守って、前で得点を取ってくれることを信じてやっていきたい」(GKキム ジンヒョン)と、4戦ぶりの完封を目指して全力を尽くす構えだ。

ただし、一方で、C大阪の持ち味は攻撃力。最近は強豪相手が続いたとはいえ、C大阪らしいサッカーができなかったこともあり、シンプリシオも述べるとおり、「1年間応援したサポーターが来るホームゲームで、しっかりと自分たちのサッカーを貫いて、いい結果を出すことを目指したい」ものだ。レヴィーセレッソの象徴とも言える選手のひとり、丸橋が「試合で使ってもらえているし、しっかり勝利に貢献したい。気持ちを見せていきます!」と言えば、「C大阪に帰ってきてから、自分は何も貢献できていない」という杉本健勇は、「今はチームが1つになるしかないし、残留するために全力を尽くす。自分がヒーローになるチャンスでもあるし、絶対に結果を残したい」と強い意気込みを示すなど、攻撃陣も気合いは十分だ。

また、桜色のチームに、頼もしい男、播戸竜二が帰ってきたのは心強い。C大阪は、彼が2試合出場停止の期間中に2連敗と調子が出ず、攻撃陣にも負傷者が続出する悪い流れだった。しかし、スタジアムのムードを一変させることができる、チームきってのムードメーカーの存在が、若手中心のC大阪イレブンに勇気を与えるのは間違いない。「しっかりと力を出せるよう、話をしたり、雰囲気を作ることは、僕たちのような、ある程度経験している選手の役目」と、ベテランの役割を自覚する播戸は、「自分のなかでのイメージとして、最後点をとるというイメージはいつもある。毎試合こういう(大事な)ときの準備はしているし、普通通りに臨みたい」と、百戦錬磨のストライカーが静かに闘志を燃やしている。

対する川崎Fは、レナトに加え、小林悠、矢島卓郎といったFW陣に得点が生まれ、攻撃陣が勢いづいており、守備陣も伊藤宏樹、井川祐輔、實藤友紀の3バックを中心に安定しつつある。もちろん、セットプレーやパスワークでは中村憲剛のプレーが冴え渡っており、C大阪にとっては最後の大きな壁となるであろう。古巣対決に「あんまりそんなに意識はしていない。やっぱりチームがこういう状況なので、しっかり勝って終わりたいという思いのほうが強い」と言うC大阪MF横山知伸は、「フォーメーションも選手も川崎Fは(在籍時より)多少変わっているし、あんまり先入観を持たないようにしたい」と、自分たちのサッカーに集中する。

C大阪はJ1復帰の2010年シーズン以降、川崎Fにリーグ戦3勝2分と負けなし。最近の相性はいいものの、2000年の1stステージでは目前で優勝を阻まれ、2006年シーズンでは川崎Fに敗れてJ2降格を決められた悔しい過去もある。果たして結果は、最近の相性通りになるのか。それとも、2度あることは、3度目も起きてしまうのか。「J2にいくような選手層だったり、チーム力じゃないと思うので、絶対に残留させたい」という山下達也や、柿谷、酒本憲幸、藤本康太など、J2降格の悔しさを肌で経験している選手たちを含め、この屈辱を払拭するためにも、何が何でも結果を出したいC大阪。聖地・長居で、桜色に満ちあふれたスタジアムで、大サポーターの目の前で、絶対に負けるわけにはいかない。

以上

2012.11.30 Reported by 前田敏勝
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