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【J1:第34節 F東京 vs 仙台】プレビュー:F東京がリーグ2位・仙台に変わらぬパスサッカーで挑む(12.11.30)

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「(アウェイだからといって)やるサッカーを変える必要なんてどこにもない。逆に言えば、自分たちがやっているサッカー以外に僕たちができるサッカーは他にない。今年は監督が目指すサッカーをやろうと決めたので、それはアウェイだろうと、ホームだろうと関係ない」
選手も、監督も今季、印象的な言葉を数多く残してきた。ただし、ACL初戦のブリスベンで、力強く語った森重真人のこの言葉はとりわけ胸に刺さるフレーズだった。だが、森重がこの言葉を使ったのはこの1回限りではない。1年間を通じて繰り返し口にしてきた。その真意を聞くと、こう返ってきた。
「どんな状況でもやることが一貫していれば、迷うことはない。目指す場所がぶれなければ、それに向かって積み重ねていける。すぐに結果は出なくともそれが強いチームの条件だと信じてきた。同じサッカーをやっていく中での発見や、失敗はいずれ自分たちの強みになるし、チームがまとまることにもつながっていく。ただし、今年よりも来年、もっと言えば前の試合よりも次の試合という風にステップアップしなければいけない。ある意味では今年は土台をつくった年と言えるかもしれない。でも、やっている僕たちにとっては土台をつくってOKなんていえない。結果を得られていないから確かに不安はあるかもしれないけど、来季に向けて希望も感じている」
ボールを大切にし、パスのルートを確保する。そして、常に11人がボールに関わりあう。そのサッカーをやり続けてきた。ACLのアウェイであろうと、けが人が続出して苦しんだ夏場も戦い方の根源にあるサッカーの方向性は一貫していた。

それは明日対戦する仙台も同じだ。選手全員が常に自分の役割を全うした結果、今季J1リーグ2位を確定させた。「リーグ戦の成績は何よりも正直な結果だ」と、かつての指揮官が言った。つまり彼らは、今季のJ1で2番目に強いクラブだということは揺ぎ無い事実だ。2人で26得点をたたき出した赤嶺真吾とウイルソンは、抜群のコンビネーションを見せ続けた。一人がボールサイドに開けば、もう一方が中央に陣取り、背後を奪う片割れに合わせてボールを受けようとポジションを取り直す。その基本動作が徹底されていて、それが速攻と遅攻を上手く振り分けるアクセントになっている。さらに、守備は隙間なく11人が連動して行い、前線から奪いきることも、ブロックを作って守りきることもできるチームだ。

今さら野暮を言うようだが、その強者を相手にF東京は積み上げたパスサッカーで挑む。長谷川アーリアジャスールも「最後だからといって変わったことは何もできない。今までどおりの自分たちのサッカーをやるだけだ」と言う。徳永悠平は「最初は結果が出ていてACLも楽しかった。でも、その後に勝てない時期がきた。これでいいのかって悩んだけど、それでも今年1年をやり抜いてきた」と話す。

F東京の今季ベストゲームを選ぶとすれば、おそらく序盤の試合に固まってしまうだろう。それでは寂し過ぎる。主力選手を負傷で欠き、試行錯誤も続けてきた。前節のG大阪戦で太田宏介が先発に復帰し、全ての選手のコンディションも完調と呼べる状態にある。今節はACLや序盤のリーグ戦で披露してきた質を見せることができるはずだ。ポポヴィッチ監督は「最後にFC東京のビッグファミリーみんなが笑顔になれる試合をしたい」と言い、今季最高のゲームをこの一戦で見せると意気込む。仙台から22台のバスが東京へと向かっていると伝え聞く。両クラブのサポーターが見守る中で行われる最終戦は、『貫くことで分かること』、それを知るための試合だ。

以上

2012.11.30 Reported by 馬場康平
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