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【ACL2013】対戦チーム&注目選手紹介:江蘇舜天編〜ベガルタ仙台同組〜(13.03.11)

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・3月12日(火)江蘇舜天 vs 仙台@南京 19:40※現地時間
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南京フォトレポート

2009年スーパーリーグに初昇格以来、下位に低迷していたが2011年セルビア人監督ドラガン・オクカ氏の就任を機に就任初年度には、リーグ4位に急浮上。翌2012年シーズンは、13試合連続無敗を記録するなどクラブ史上最高順位の2位で初のACL出場枠を獲得した。
先日2月26日(火)のACL初戦となったアウェイでのFCソウル戦は、昨シーズン23ゴールを挙げスーパーリーグMVP、得点王、ベストイレブンとタイトルを総なめにしたルーマニア出身FWクリスチャン・ダナラケを怪我で欠く中、相手FWデヤン・ダミヤノヴィッチなどの攻撃に完全に崩壊し、1-5で完敗。

しかし、オクカ氏が「学費を払ったようなもの」と比喩するように、その後スターティングメンバー6人を入れ替えて望んだ3月3日の中国スーパーカップにおいては、前評判を覆し王者広州恒大から大金星を挙げるなど、チームは勢いに乗る。
攻撃面では、怪我で欠くダナラケの代役として獲得当初は実力を疑問視されていたアルバニア代表FWハムディ・サリヒが、高い身体能力と豪快なプレースタイルを生かし、ここ2戦2ゴール1アシスト(内1ゴールは、オウンゴールを誘発)と前評判以上の活躍を見せている。ダナラケの怪我により従来の4-4-2の陣形をやめ、ここ数試合は、セルビア出身FWニコン・イフティチ、ハムディ・サヒリをそれぞれ1トップとする4-5-1の陣形を多様していたが、2人のコンビネーション次第では、従来の2トップに戻す可能性も浮上しつつある。

また、昨シーズンにキックオフ直後7秒というリーグ最速ゴール記録を更新するなど運動量の豊富なMF吉翔(Ji Xiang)や、同じく運動量豊富で上がっても下がってもよしのオールラウンダー劉建業(Liu Jianye)、1部昇格以降同チームの中盤として昨シーズン途中で出場100試合を記録したキャプテン陸博飛(Liu Bofei)、ブラジル出身DFエレウソンなど一昨年からの主力メンバーに加え、今年より新加入の呉曦(Wu Xi)、巴力(Ba Li)などの若手の有力選手の加入により攻守の起点である中盤は層に厚みがあり安定していると言える。

防御面では、昨シーズン643分間無失点のリーグ新記録を樹立し英メディア「Goal.com」により、アジアベストイレブン候補に選出されたGK?小飛(Deng Xiaofei)を筆頭に昨シーズンリーグ最小失点に抑えた、鉄壁のディフェンス陣を擁する。
2012年には、リーグ史上最高の65,769人という観客動員数を記録した強力なサポーターを従え、昨シーズン記録尽くめで何かと話題性の多い同チームが、ACL初出場という勢いそのまま新たな記録樹立を目指す。

【注目選手】
FW クリスチャン・ダナラケ
2007年から4シーズンの間、FCウニレア・ウルジチェニ(ルーマニア)でプレーし、その後、江蘇舜天に移籍するも、8試合でノーゴール。しかし、オクカ監督が就任すると、13ゴールを挙げ、昨シーズンには23ゴール5アシストと大活躍。MVP&得点王&ベストイレブンとタイトルを総取りし、優勝の立役者となった。代表経験はないものの、190cmの長身を生かしたポストプレーや裏への抜け出し、足元の技術、決定力が非常に高く、チームで一番怖い存在といえる。

MF 劉建業
2005年から広州富力の前身である長沙近徳に所属し、1年目からレギュラーに定着。また、中国代表にも選出され2010年東アジア選手権の香港代表戦ではゴールをアシストし勝利に貢献。現在も中国代表として活躍している。
運動量が非常に多く、パス、シュート等、全てにおいて安定。DFも務めることが出来るオールラウンドプレイヤーといえる。その高い運動量を生かし、前線への攻撃参加、献身的な守備と攻守においてチームを支えている。

以上

Reported by 蹴揚康修(OCEANS)
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