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【J2:第2節 愛媛 vs 松本】プレビュー:ハードワークを身上とする愛媛と松本。開幕連勝を目指して愛媛は走り勝ち、なおかつ石丸愛媛のサッカーを出せるか。(13.03.10)

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先週末のホーム開幕戦で山形を破った愛媛。同じく栃木を下し、シーズンの白星発進に成功した松本。開幕戦で好スタートを切った両者が、今週末は今季初の連勝を目指しニンジニアスタジアムで顔を合わせる。
その開幕戦を振り返れば、どちらも相手より走り勝っていた。松本に関しては、昨季からハードワークと素早い攻守の切り替えが武器。その一方で、愛媛は石丸清隆監督が就任し、昨季以上に走ることを大事にしてきた。石丸監督は山形戦のハーフタイムに「選手たちから、『キャンプで走ってきた成果を出そう』という声が出ていたので、たくましさを感じた」と教えてくれたが、浦田延尚も「最後に突き放せたのはそういう(走れた)ところ」と語るように、選手たちも積み重ねてきたトレーニングの成果に手ごたえを感じている。

今回の対戦は互いに運動量に自信を持つチームで、しかも同じ3−4−3のシステム。愛媛は山形戦で相手の4−4−2に対してポジションを修正しきれず、主導権を握られる時間帯が増えてしまった。しかし、今度は相手が同じシステムということで、それぞれのポジションがマッチアップするために愛媛はやるべきことが整理しやすくなるだろう。その上で「走り合いや攻守の切り替え、1対1が勝負になるし、そこで上回れば全てにおいて勝てる」と浦田が指摘するように、局面の勝負が互いに相手を切り崩す突破口になる。その部分では、松本はワントップの塩沢勝吾に高さがあり、ツーシャドーの船山貴之と北井佑季も前にボールを運ぶ力がある。愛媛は守備の面で、後ろの3枚とボランチがしっかりと連携を図ることが必要だ。相手の攻撃のスピードを遅らせるような守り方が求められる。

さらに愛媛は守備において、前線から縦に入るボールをしっかりとケアするほかにも、特に攻めている時のリスク管理が重要だ。石丸監督は「相手のカウンターに気をつけなければならないし、奪われ方には注意しなければ」と語るように、仮に山形戦よりもポゼッションをする時間が長くできたとしても、そのプレーには高いクオリティが求められる。吉村圭司とトミッチのダブルボランチはボールを持てるし、攻撃のスイッチを入れるパスも出せる。山形戦の前半ように5バックの時間が長くなるのではなく、三原向平と石井謙伍の両ウイングを高い位置に進入させることができれば更に厚みのある攻撃ができるはずだ。それでも、ボールを持っている時間こそ高い集中力が必要で、不用意な1本のパスが致命傷にもなりかねない。その意味では石丸監督が目指すパスサッカーがどの程度選手たちに浸透しているか、松本戦はその現状を知る上で山形戦とは違う見どころも生まれてくるだろう。

今節は、開幕から2試合続けてホームで戦うことができる愛媛と、2戦続けてアウェイで戦わざるを得ない松本との対戦。互いに、ハードワークができることをストロングポイントととらえているチームだけに、愛媛は地の利を生かす戦いがしたい。また、愛媛にとってはセットプレーで得点を重ねた山形戦とは別の形で、流れの中からゴールを生み出し開幕戦よりも内容の濃いサッカーを披露できるか。新シーズンの序盤には新しい選手、新しいチームの形が次々と披露される楽しみがある。暖かくなりつつあるニンジニアスタジアムで、タイムアップのホイッスルがなるまでピッチから目が離せない戦いになる。

以上

2013.03.09 Reported by 近藤義博
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