●チェ ヨンス監督(ソウル):
「ベガルタ仙台はJ2からJ1に昇格して、非常に日々発展するいいチームだと思います。そして去年に(J1で)準優勝しました。この前(4月2日)にホームで後半20分以降は非常に良い競技力を見せました。可能性のあるチームだと思います。(仙台の)ファンたちはこの試合で異変が起きることを期待していると思いますが、自分達はそう言うことが起きないように、いい結果を持って帰れるようにします」
●エスクデロ セルヒオ選手(ソウル):
「こんにちは。セルヒオです。明日の試合は僕たちにとって本当に大事な一戦で、このACLでは3試合で2勝1分で、明日勝てれば本当に(グループリーグを)突破するために大事な勝点3です。もちろん仙台さんはホームなので、僕たちに対して全力で勝つつもりで来ると思いますが、僕たちは勝つことしか考えていないので、勝点3をしっかりもぎとって韓国に戻りたいと思っています」
≪質疑応答≫
Q:チェ ヨンス監督にうかがいます。監督は現役時代にもこの仙台スタジアムでプレーしたことがありますが、Jリーグ相手のこのアウェイ戦で特に気をつけていることはありますか?
●チェ ヨンス監督:
「自分も選手時代に仙台に来て、情熱的な応援のために難しい試合をした記憶があります。サッカーは選手たちがするものですが、自分達のチームは刺激を受けるほど落ち着いてプレーをするので、これがいい思い出になればと思います」
Q:チェ ヨンス監督にうかがいます。明日の試合では仙台のどのようなところにいちばん気をつけてプレーしたいと思っていますか?
●チェ ヨンス監督:
「(仙台は)前回の対戦で勝点を取ることができなかったので、今回は前よりも準備をしてくると思います。仙台は得点が多いチームではなく、守備が堅いチームなので、難しい試合になると思います。ですが、明日が試合ですので、すべてのことは言わないことにします」
Q:監督にうかがいます。Jリーグでプレーしていた監督から見て、今のJリーグ全体を見てどのようなことを感じていますか?
●チェ ヨンス監督:
「自分がJリーグで選手として活躍していた時は、外国の選手たちが活躍することが多かったように思います。リズミカルなプレーやクリエイティブなプレーでファンたちの視線を奪っていました。最近のJリーグはこのような点で違っているのではないかと思います」
Q:監督とエスクデロ選手にうかがいます。先週に仙台と戦ってみての印象を教えてください。
●チェ ヨンス監督:
「印象としては、非常に準備をしてきたと思います。怪我をした選手は参加できませんでしたが、試合の流れを見ると、ACLという大きな大会での経験はソウルの方が持っていて、そこで差が出たのではないかと思います。そして、仙台が守備的に出てくると予想していたので、ミスを突いた決定力で1-0にしました。
チャンピオンになるためには得失点差もあるので、ずっとゴールを狙っています。自分達はリーグで一ヶ月に7、8試合をしなければいけないので、明日も全力でいこうと思います」
●エスクデロ セルヒオ選手:
「先週の仙台戦では、仙台は僕のイメージでは前から常にプレッシャーをかけてくるチームという印象でしたが、この前はすごくつなぐチーム…後ろでボールを持ってつないで、サイドバックからのクロスであったり、ウイルソン選手の動きを見てロングボールだったり、というように戦ってきたので、そこに関してはちょっと僕のイメージと一致しませんでした。
ただし、ソウルはプレッシャーをかけるチームですし、コンパクトにできるチームです。プレッシャーをかけられてもつなげるチームだし、後ろでつなげられてもコンパクトにしてしっかり守備を固めて奪えるところで奪って、攻撃につなげたいというイメージはあります。
仙台は本当にいい選手がそろっています。特にウイルソン選手やヘベルチ選手は危険な選手だと思うので、そこをしっかりケアしながら自分達のサッカーをできればと思います」
Q:監督とエスクデロ選手にうかがいます。この大会で優勝するとFIFAクラブワールドカップに出場できます。FIFAクラブワールドカップへの思いをお聞かせください。特にチェ ヨンス監督はワールドカップに2度出場しています。もう一度、チームを率いて世界と戦いたいという思いについてはいかがでしょうか?
●チェ ヨンス選手:
「いい質問だと思います。去年に(Kリーグで)優勝し、Kリーグを越えてアジアのチャンピオンになりたいという同じ夢を持っています。世界で競争力を見せて、優勝するのは簡単なことではないと思いますが、少しずつ前に進んでいきたいと思います」
●エスクデロ セルヒオ選手:
「僕は長い間、日本に住んでいましたが、近くでFIFAクラブワールドカップを見ることができて、浦和が2007年にFIFAクラブワールドカップに出た時に、残念ながらメンバーに入れなくて悔しい思いをしたので、すごく強い思いもあります。
今はソウルというクラブで、去年に優勝でき、本当に素晴らしいチームで、素晴らしい環境でサッカーができているので、そういったチームメートと今年もKリーグで、もちろん連覇を狙っていますし、ACLで優勝してFIFAクラブワールドカップというところで自分の良さやチームの良さを見せて活躍できれば幸せだと思います。そこを目標としてみんなで一丸となってやっているので、本当に夢というくらいすごい大会だと思っています。そこに出られるチャンスがあるので、しっかりと狙っていきたいと思います」
Q:エスクデロ選手にうかがいます。Jリーグでプレーしていた頃の仙台と、先週の仙台との違いで、仙台のどこが特に良くなっているのかということと、明日の仙台戦に向けて攻撃の選手としてどういうプレーをしたいかをお聞かせください。
●エスクデロ セルヒオ選手:
「仙台とは何回もJリーグで対戦してきて、本当にホームでもアウェイでも必ず勝ちを狙ってくるチームだという印象があります。本当に、前からのプレスや、最後まで諦めず走りきるというチームなので、そういったところは継続させながらもしっかりとボールを回すようなチームになってきたというところと、あとは佐々木(勇人)選手のような経験のある選手が何人もチームにいるので、そういったところですごく怖いチームであることは間違いないので、そこは僕たちもしっかりと考えながらやっていきたいと思います。
個人的な試合での目標は、まずしっかり準備することと、試合に出られたらちゃんとチームのために戦い、戦術を守り、そのなかで攻撃の選手である以上はゴールにからむ、ゴールを決める、アシストをする、そういったところを目標にしてやっていきたい」
以上
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一覧へ【AFCチャンピオンズリーグ2013 仙台 vs ソウル】チェ ヨンス監督、エスクデロ セルヒオ選手(ソウル)前日会見でのコメント(13.04.09)
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