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【J2:第12節 松本 vs 群馬】プレビュー:見どころはピッチ外にもある今節。サポーターに勝点3のお土産をプレゼントできるのはどっちだ!?(13.05.02)

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4月中旬、すっかり葉桜の季節。しかしさすが松本、雪が降った。第10節・東京V戦は降雪中止となり、5月15日へ延期となった。20年を誇るJリーグの歴史のなかでも降雪による中止は初の椿事らしい。選手たちが一様に初めての経験だったと話すが、このブレイクが吉と出るか凶と出るかは今後の結果次第。過密日程のなかで迎える今節は、松本にとってホーム初勝利をかけての一戦となる。

ホームの松本は、前節・福岡戦を1-0で勝利。反町康治監督が“原点回帰”と語ったように、フォーメーションも従来どおりの3-4-2-1へ戻した。ボール保持能力で上回る福岡の前に攻め込まれる場面もあったが、サイドからのクロスも飯尾和也を中心とする最終ラインが身体を張って処理。福岡の決定力が足りなかった部分に助けられた側面はあったが、開幕戦以来の無失点で玉林睦実があげた虎の子の1点を守り切って勝利。遠くレベスタまで駆けつけた松本サポーターたちによる中洲での宴が盛り上がったことは想像に難くない。繰り返すが危ないシーンも確かに散見されたが、集中を切らすことなく90分間粘り強い守備を遂行した点はプラスに捉えたい。

アウェイの群馬は、草津から名称変更の初年度となるシーズンを迎えるにあたり体制を一新。昨季まで水戸ヘッドコーチを務めていた秋葉忠宏を監督に招聘。選手として2年半プレー経験を持つクラブ初のOB監督のもと、新たなスタートを切っている。長らくチームの主力として健闘を見せてきた熊林親吾と松下裕樹のボランチコンビはそれぞれJFL秋田と横浜FCに移籍したものの、平繁龍一・青木孝太・加藤弘堅・黄誠秀らを完全移籍で獲得。選手層は明らかに厚みを増している。ここまでの成績は2勝3分6敗(勝点9)で20位。サポーターは物足りなさも感じているかも知れないが、「メンバーも大きく替わり、戦術面で浸透していない部分が多いのだろう」と反町監督も評するように、序盤戦の煮え切らなさは秋葉監督も織り込み済みだろう。前節は徳島に4-1と快勝しており、歯車が噛み合いつつあるこの先は一気に上位戦線に進出してもおかしくないだけのポテンシャルは秘めている。

今節の見どころは、ピッチ外にも存在する。秋葉監督は現役時代に反町監督の薫陶を受けており、“師弟対決”となる一戦だ。これまで群馬は3-4-2-1と4-4-2のフォーメーションを併用しているが、ここ数節は4バックで試合に臨んでいる。開幕から採用してきた3バックか、サイドに厚みを増した4バックか。一方の松本も今節はどのフォーメーションで挑むか、蓋を開けてみないと読めない状況だ。反町監督は「秋葉監督はサッカーに情熱を持っていて、現役時代から勉強熱心で研究家。対戦するのは楽しみ」と笑みを見せており、この両指揮官の読み合いも試合の勝敗を分ける重要なファクターとなるだろう。

当日は毎年恒例の『ファミリーJoinデイズ』。家族連れの皆さん向けのイベントが多く予定されているが、アルウィンを訪れたファミリーへの最高のお土産はやはり勝点3だ。

以上

2013.05.02 Reported by 多岐太宿
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