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【J1:第9節 湘南 vs C大阪】プレビュー:公式戦2連敗中の湘南とリーグ戦5試合勝ちなしのC大阪、取るのはどっちだ(13.05.02)

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敵地に臨んだ前節の磐田戦、湘南は勢いよくゲームに入ったものの、巧みに繋がれクロスから失点を喫す。笛の音の余韻もまだ耳に残る、開始1分の出来事だった。29分には相手GKに始まった展開のセカンドボールから個人技で中央を突破され、前半のうちに2点のリードを許した。決定機はゴールに届かず、逆に後半に加点され、0−4で敗れたのだった。

湘南が出鼻を挫かれるのは珍しい。開始15分以内の失点は、くだんのゲームとその約2週間前のヤマザキナビスコカップの2試合に限られる。相手はいずれも磐田だった。勝たなければ後がないといえる状況下にあった彼らは、立ち上がりから猛チャージを仕掛け、ボールに対する寄せも切り替えの速さも飛び抜けていた。ピッチに漂うある種の清しさは、互いの真っ向勝負ゆえだろう。

ただ、むろん相手を褒めてばかりはいられない。追う展開となり劣勢を強いられた背景には、もっとも大切にしている両ゴール前の攻防やセカンドボールを含めた球際の勝負など、敵の良さにだけ委ねられない要因がある。いわゆる、もったいない失点だ。

チーム最多のシュートを放った高山薫はこんなふうに振り返っている。
「飛び出す動きなど自分たちのプレーを出せたところはあったけど、もっとできたんじゃないかと思うし、3本シュートを撃ったけどああいうチャンスをもっと増やしたい。個人的にももっとボールに絡みたい」

もっと、もっと、もっと。高山をはじめ、口々に聞かれる選手たちの言葉は、積み上げてきた自分たちのスタイルの延長線上に求める勝点3があることを暗に意味する。逆に言えば、自分たちのスタイルを淀みなく発揮するためには、相手のストロングを助長する隙を自ら駆逐していかなければならない。後ろ向きな意味ではもちろんなく。

試合は続いていく。振り返って得られた材は、つぎに活かしてこそ財となる。今節BMWスタジアム平塚に迎えるのは、現在8位につけるC大阪だ。リーグ戦だけを見ると、開幕3連勝のあとここ5試合で3分2敗と、1カ月あまり勝利から遠ざかっている。前節の大分戦は幾度か決定機を迎えながら、スコアレスドローに終わった。

チームトップスコアラーの柿谷曜一朗は、「決定力もついている」と、徳島でともにプレーした島村毅が評したように開幕弾以降もゴールを重ね、現在4得点で攻撃を牽引している。反面、C大阪も湘南もチームの総得点は7と同じながら、得点者の数はC大阪が柿谷を含む3人に対し湘南は6人と上回る。得点源の多さは湘南のスタイルの一端を示していよう。一方のC大阪は、ここまでわずか6失点と安定を見る守備とともに、個々の能力をゴールに映したい。

「同年代の若い選手が多く、アイデアや状況判断など個の能力も高い」C大阪について武富孝介は語る。ヤマザキナビスコカップ予選リーグ・横浜FM戦とくだんの磐田戦と、湘南は2試合続けて無得点に終わっている。「もっとなかで崩せたらと思う」と武富が続けたように、多くがボールに係わる多彩な攻撃で、敵の堅守を崩したい。

以上

2013.05.02 Reported by 隈元大吾
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