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【J2:第19節 長崎 vs 東京V】レポート:長崎は新システムが機能。流れるような連動性と驚異の粘りで東京Vを下す(13.06.16)

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前節、岐阜に敗れた長崎は、その悔しさをバネに今週はチームの原点である「連動性」と「ハードワーク」に回帰するための猛練習を行った。なかでも前線のコンビネーションを再度構築し直すために、シーズン序盤から行ってきた基本的な練習に最も力を入れた。
しかしながら、唯一無二ともいえるポスト役の水永翔馬の体調が優れない。そこで実質2日間のテストしかできなかったが急遽、幸野志有人を1トップに置く新システムへと変更した。
ただし、幸野にトップの位置で水永のプレースタイルを求めるというものではなく、シャドーの佐藤洸一と小笠原侑生が状況に応じてポジションを入れ替えながらそれぞれの長所を活かして攻めるスタイルだ。

試合開始直後から長崎の新システムは機能した。高木琢也監督は東京Vの守備を「前からどんどん人についてくるディフェンスを行う」と読んでおり、長崎の新システムは相手をかく乱させるには充分だった。長崎中盤からリスクを恐れない縦パスが前線に入れるが、東京Vはダイレクトパスを交わす長崎の選手を捕まえることができない。

幸運だったのは前半10分に予想もしていなかった形で先制点が入ったことだった。
ペナルティエリア左でFKのチャンスを得ると、金久保彩のボールに上がってきていたDF藤井大輔が頭で合わせゴール右上に決めた。藤井は2009年以来となる4年ぶりのJリーグでの得点だ。
これまでの長崎であれば先制点が入ったことで自分たちのサッカーができなくなるところだが、この日はゲーム運びの割り切りもできていた。ワイドの選手も含めてしっかりとブロックを作って相手のエース高原直泰へボールを供給させない試合に徹した。

だが、個の力とフィジカルで圧倒的に長崎を上回る東京Vは相手を左右に振って守備を剥がそうと中盤を支配して怒涛の攻めを見せる。18分には福井諒司が左から高原めがけてタイミングよくクロスを入れると、長崎のDFは高原をフリーに。高原のヘッドに会場からは悲鳴が聞こえるも、ボールは枠を捕らえることができなかった。

そこで、東京Vの三浦監督は前半から積極的に動く。29分、福井に替えて、ここまで長いリハビリに堪えてきたキローラン木鈴を投入。これによって東京Vは中盤でのポゼッションに厚みができる。後半開始からはベテランMFの西紀寛をDFの石神直哉に替えて投入。東京Vは長崎の運動量に対して、中盤の人数を増やす事で対応した。

後半は東京Vが中盤の人数と個の力を活かしてペースを掴むと、シュートの数が格段に増える(後半、東京Vは9本、長崎は5本)。ただし長崎は最後の部分で体を張り、加えてフレッシュな選手を入れることでどうにか堪え続けた。

そして、長崎にとってこの日一番のドラマが起きたのは72分。東京Vが最後のカードとしてFWの常盤聡を入れた直後、ボランチの岩間雄大が幸野にボールを預け、トップの位置に途中交代で入っていた水永へ、これをダイレクトで右サイドを駆け上がる古部健太に出すと、スペースに走りこんだ佐藤の足元に。これを佐藤が滑り込みながら決め、長崎が最も欲しかった流れるような得点が生まれた。佐藤は3試合連続、7点目。長崎はしっかり前節の反省を活かした得点となった。

一方の東京Vは、失点から2分後に高原がショートコーナーから森勇介のクロスに反応してヘッドで1点を返す。その後は飯尾一慶がフリーでシュートを放つなど猛攻を見せるも、水戸戦に続いて欲しいところで得点が取れなかった。
ただ、中盤の個人技が噛み合い組織としてボールを前線に運ぶことはできつつある。三浦泰年監督は「敗戦の中でも良いところはあった。選手はコレクティブに動き、結果には結びつかなかったが、終盤は猛攻を見せた」と話しており、内容は良いだけに次に期待が持てる試合となった。

以上

2013.06.16 Reported by 植木修平
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