今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2日記】北九州:「食で地域とクラブにパワーを!」〜橋本食品 松本譲 常務取締役〜(13.07.09)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

京都のおばんざいと、橋本食品の肉を使った最強のコラボ「幸一弁当」が完成!

北九州市門司区にある本社にお邪魔しました。

今回お話しをうかがった松本譲常務取締役。お忙しい中、時間を作ってくださいました。

今回「幸一弁当」製作現場にもお邪魔しました。

作業の指揮を取る岡本店長さんを中心に、チームワーク抜群でした。

たくさん方の思いが詰まった「幸一弁当」。本城にいらした際は、ぜひご賞味下さい!

Jリーグのスタジアムには趣向を凝らしたものが様々あって、ホームのサポーターはもちろん、遠くからやって来たアウェイのサポーターにとっても楽しみの1つだろう。北九州のホーム・本城で多くの方に喜ばれているスタジアムグルメの1つが、橋本食品の「幸一弁当」。試合開始前には売り切れてしまうほど大人気で、本城の新しい名物グルメになっている。

橋本食品は、明治36年創業で今年110周年目を迎えた歴史ある北九州の企業だ。もともとは船舶に氷などを卸していたが、現在は精肉や惣菜を中心に営業。福岡のみならず、大分、山口、広島、熊本の22カ所に店舗を構え、たびたびメディアにも取り上げられている。

ギラヴァンツへは、スタジアムでの弁当販売のほかにパートナー企業としてもサポートしているのだが、そのきっかけを橋本食品・松本譲常務にお話していただいた。
「現在の社長(4代目・橋本和宏社長)はサッカーが好きだったということもあり、昔からよく新門司の練習場に見学に行っていました。そのうち、門司にある当社の本店から弁当を配達するようになったんですが、前監督の三浦泰年監督(現・東京V監督) から『このお弁当、おいしいね』と言っていただき、そこからクラブとの本格的な繋がりができたんです。その後、三浦監督の好きなものだけを詰め込んだ「YASUパワフル弁当」を本城で販売することになり、これはJ's GOALからスタジアムグルメ大賞企画賞をいただくことができました」

弁当を提供しているのは、本城での公式戦時に限らない。チームの2部練習の日には練習場に昼食を配達し、選手たちからも「おいしいし、本当に助かっています」と好評だ。
「社長が選手たちとツイッターなんかでよく情報交換していて、意見や要望などを聞いています。加えてアスリートの食事なので、栄養士と相談しながらバランスよいメニューを考えながら作っています(松本常務)」。こういう心遣いが、午後の厳しい練習への活力を生んでいるのは間違いない。

〜「幸一弁当」の誕生秘話〜

さて、今季から登場して本城の新名物になっている「幸一弁当」。その誕生についてもお話をうかがってみた。
「新監督に柱谷幸一さんが決まったと聞いて、柱谷監督向けの弁当を作ってクラブにアプローチしました。まだ監督と実際にお会いする前だったので、柱谷監督のブログを隅々まで読みました。どこに行って、どんなものを召し上がっているのか、お好きな食べ物は…というのはもちろん、映画や音楽の趣味まで、あらゆることを研究しました。監督は京都出身ですから、京都の料理・食材・味付けにもこだわりました。
そうして完成したものを柱谷監督に食べていただき、『おいしい』という太鼓判ももらいまして、「幸一弁当」のGOサインが出ました」

無事に誕生が決まった「幸一弁当」だが、発売までにはさらに様々な苦労があった。
「発売を三浦前監督が率いる東京V戦(3月20日)に設定しましたが、販売決定から2カ月もなかったので大変でした。弁当のメニューや味付けを京都風だけにするかでも悩みましたが、橋本食品の強みでもある肉を使った惣菜や、九州の味付けも使おうという結論に至りました。値段も『この値段で大丈夫なの?』とよくおっしゃっていただくのですが、利益よりも北九州を応援することを第一に考えて本城に出店しているので900円にさせていただきました。社長の特別許可もあって、『幸一弁当』にはほかの会社ではあり得ないくらい良い肉をに使わせてもらっています(笑)。
発売にこぎ着けるまでは大変でしたが、現場の社員からも『お客様から大変好評をいただいています』というありがたい言葉を聞いていますし、「店舗などでも売ってほしい」という要望もたくさん届いていて、うれしい限りです」

さらに東京V戦(3月20日)は橋本食品がマッチデースポンサーとなった試合でもある。この日は新発売の「幸一弁当」のほかにも、小倉牛の丸焼きが500円という破格値で販売され、あっという間に多くの方の胃袋に消えていった。

なかなか経済が上向かない現状で、クラブをサポートするのは大変なことだと感じるが、松本常務はこう話してくださった。
「会社を挙げて地元のクラブを応援することに意義があると思います。それに、会社で試合に応援行くようになってから、普段の仕事だけでは関わる機会が少なかった部署同士の横の繋がりも生まれました」
地元の企業が、ともに成長していこうとサポートくれているのだ。

最後に、これからのギラヴァンツへ期待することをお話いただいた。
「まだ地元にはギラヴァンツを応援しようかどうか迷っている人がたくさんいると思います。その方たちをスタジアムに引き寄せられるよう、また自分たちがサッカーをする環境がより良くなるように、クラブには頑張ってほしいです。
実は個人的に柱谷監督は現役時代から大好きな選手で応援していたんです。こうやってサポートできるのも何かの縁かなとうれしく感じています。柱谷監督によって生まれ変わったクラブの成長をこれからもしっかり支えて、盛り上げていければと思っています。そして、いずれ北九州の象徴になってほしいですね」

多くの方の支えにより、クラブ運営、そしてJリーグの試合が行われている。地元クラブを地元企業がサポートするという、ある意味では理想的な姿を改めて感じることができた今回の取材だった。

以上

2013.07.09 Reported by 坂本真
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着