勢いを示したいチーム同士の対戦だ。
第14節から再開したJ1は、折り返し地点の第17節まで短い間隔での試合日程が続く。その日程で戦い続ける各チームには、次の試合への準備に時間をかけられないなか、ひとつの勝利で勢いをつけることが求められる。仙台も磐田も、再開初戦の第14節を引き分けて、続く第15節に久しぶりの勝利をおさめた。となれば、どちらも狙うは連勝である。チームに勢いをつけるために、この厳しい日程の中でも生きの良さをプレーで示せる選手が一人でも多く出てくればなお面白い。
磐田は第15節・新潟戦での勝利が、今季途中から指揮を執る関塚隆新監督のもとでの初勝利だった。山田大記を筆頭に足下でのボールをしっかりつなげる選手が多いチームに、関塚監督はすばやくボールを受け渡すカウンター攻撃を上乗せし、立て直しをはかっている。万能型のエース・前田遼一を筆頭に、山崎亮平や金園英学といったタイプの異なる攻撃のカードを持っているため、フィニッシュのかたちも多い。後の二人は前節に途中投入からそれぞれ得点と、チームに勢いをもたらす仕事をしている。
固いセンターラインの守備により奪ったボールが速攻を中心に仙台ゴールに迫るのか、それとも遅攻も多く織り交ぜられるか。特に前者の攻撃がこれまで仙台のゴールを脅かしてきたが、果たしてどうなるだろうか。
一方の仙台は、第15節・大分戦での勝利とともに、二試合連続無失点を達成した。「しぶとく1-0で勝てたことは大きかったのですが、反省点も多かった」と蜂須賀孝治が振り返ったように組み立てでのミスも起こってしまったが、ここしばらく失点にまで至っていた状況を、林卓人のファインセーブや守備陣のカバーリングで踏ん張った。我慢比べの展開となったぶん、「次の試合のために選手を休ませることより、時間を作る方をとった」と手倉森誠監督は我慢の交代策を選択。そのぶんも、今節は消耗を考えて選手交代が早めにおこなわれる可能性もある。となれば、武藤雄樹や佐々木勇人のように、スピードやドリブルを武器とする選手の投入タイミングも注目点となる。チームが疲れている時間帯に、勢いをもたらす効果があるからだ。
前節から中二日ということで、「まずは回復することが大事」と角田誠はコンディション作りが重要であることを示すとともに、「点を取るために誰かが無理をするというか、自分も含めて最後の部分では個人が頑張ること」と、崩した後のフィニッシュの部分で、個人が何らかの勢いを示すことを次節までの課題として挙げた。仙台が前節・大分戦で決勝点を奪ったときに、守備重視の戦い方をしていた右サイドバックの菅井直樹が、勝負どころでゴール前まで突進していた。
コンディション的に厳しくなってくる時期ではある。だが一人でも多く、チームを勢いづけるプレーを披露する選手が登場することに期待したい。
以上
2013.07.12 Reported by 板垣晴朗
J’s GOALニュース
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