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【J1:第16節 横浜FM vs 大宮】プレビュー:首位・大宮に食らい付けるか、引き離されるか――。横浜FMにとってまさに正念場の一戦(13.07.13)

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前節、1−2で敗北したC大阪戦後、齋藤学(横浜FM)は、語気を強めて言った。

「大宮戦が大事になる。ここで連敗したら、去年と同じ。勝ちきる力を見せつけたい」

話を聞き、頭を過ったのは、昨年の“悪夢の3連敗”。クラブ記録と並ぶ15戦連続無敗記録中だったチームは、やはり真夏の8月に敵地でのC大阪戦に乗り込むも0−2で完敗。その後、F東京、浦和に敗れ、2シーズンぶりの3連敗を喫したのだ。それが響き、最終的には4位でACLへの切符を逃した。「同じ過ちを繰り返せない」。選手の誰もがそう強く肝に銘じ、この一戦に相当な覚悟をもって臨むだろう。

対するのは、第8節に横浜FMを追い抜き、それ以降、首位に君臨する大宮。前節の名古屋戦で自慢のカウンター2発による逆転勝利を収め、その勢いは止まらない。ただし、その試合でアクシデント発生。ノヴァコヴィッチが負傷退場し、全治4週間の右足関節捻挫で戦列を離れることに。2トップの相棒、ズラタンも故障中で、今回の出場は厳しそう。そこで今節は、先の名古屋戦で振り向きざまの豪快なシュートで今季初得点を挙げた長谷川悠と、大卒ルーキーの韋駄天FW、富山貴光の日本人コンビで2トップを形成しそうだ。

この2人と言えば、4月3日に行ったヤマザキナビスコカップ予選リーグのゲームでも、先発2トップを組んで横浜FMに挑んだ。富山は、開始2分に裏に抜け出し、惜しいループシュートを放つなど、馬力あるプレーが際立った。長谷川も高さで脅威を与えた。その時、中澤佑二こそ不在だったものの、栗原勇蔵、ファビオという肉体派センターバックを慌てさせることに成功。大宮は前半だけで5度ほどの決定機を生み、それが遠因で相手最終ラインを下げさせ、フリーでボールを受けたチョ ヨンチョルが、決勝点を決めている。おそらく2人は、いいイメージを持って、横浜へ乗り込むはずだ。

今回の勝負を語る上で、キーワードになりそうなのは、やはり『暑さ』。13日の予想では、横浜の最高気温は35℃。ナイトゲームとはいえ、酷暑の中での戦いが待っているに違いない。さらに連戦になるわけで、大阪から戻って中2日で臨むベテラン勢ひしめく横浜FMにとっては、酷な状況だと言える。前節も攻守においてヤングC大阪との“勢い”の差が見て取れた。だが、そんな中、一人気を吐いたのがスタメン最年少、23歳の齋藤である。前節はコースを狙ったシュートがバー、ポストに当てる不運もあったが、調子は右肩上がり。特にドリブルはキレを増し、相手DFはファウルなしには止められないほどの凄みがある。暑さの影響もあり、序盤は手堅い試合になりそうだが、齋藤にはその中で“変化を付ける”役割が求められる。

大宮で前節、輝いたのは23歳のボランチ、青木拓矢。相手の急所を突く見事なロングスルーパス2本を通して、2アシストを決めて見せた。どちらかと言えば守備のイメージの強い選手だったが、7月6日のサガン鳥栖戦でも機を見てゴール前に飛び出して得点を奪取。好機を逃さない状況判断と自信から生まれる思い切りの良さで、攻撃センスを開花させている。果たして今回も得点に絡めるだろうか。

真夏の夜の大一番で、齋藤と青木の同世代対決がスポットライトを浴びそうだ。

以上

2013.07.12 Reported by 小林智明(インサイド)
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