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【J2日記】岡山:おかえり、ミンキュン!(13.08.06)

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岡山に復帰したMF金民均選手

昨季まで岡山でプレーしていた金民均選手がクラブに復帰した。2011年4月に加入し、昨季まで岡山に在籍。リーグ戦73試合に出場し、10ゴールを挙げたプレーヤーだ。昨季終了後、ポーランドのヤギエロニア・ビァウィストクに移籍したが、約半年間で退団。岡山には7月に戻り、先週、登録が完了し、8月4日にホームで行われた第27節・G大阪戦には出場できるはずだった。しかし先週半ば、腰痛に。

「岡山に来てすぐ練習に入って、少し疲れはあったんですけど、ここでいきなり、初めて腰痛になっちゃって。まじで悔しいです。ガンバ戦のためにめちゃくちゃ頑張ってたから。でもしょうがないです」。こう話していた金民均選手だが、表情は沈み切ってはいなかった。「こっちに来てうれしいです。ポジションも去年と同じだし、やっぱりラクです」。

チームメイトも彼の復帰を歓迎している。「安心してボールを入れられるし、信頼関係があります。時々、雑なパスがあるんですけど、あ、こういうのも止めなくちゃだめなんだな、ミンキュン、ありがとう、みたいな」と話すのはボランチの千明聖典選手。左ワイドの田所諒選手は「ビデオを見返して、去年、ミンキュンとはよくワンツーしていたなって。期待しています」。FW押谷祐樹選手は、初めてともにプレーするが「ボールを収めてくれるので、自分の動きを出しやすくなると思います」と好感触を口にする。

岡山に戻った喜びは全身から溢れている。印象的だったのは、岡山に合流してすぐの頃、練習場の天然芝のグラウンドをトップスピードで走る姿だった。気温35度を超えるトレーニングを終えた後だから、それは少しばかりクレイジーな姿で、瞬間的な数十メートルの距離にすぎなかったが、プレーできる喜びの塊のようだった。何とも言えない、純度の高いものを見たと思った。

今年4月に完成した岡山の新しい専用練習場とクラブハウスについては、「すごいですよ。まるで天国みたい。風呂もあって、本当にうれしい」。背番号「13」については、「去年、石原(崇兆)が付けていて、石原は足が速いけど、僕は遅いので、13番をつけたら足が速くなるかなと思って」。
少し痩せたように見えるのは、身体を軽くしようと考えて、意識的に絞ったとのこと。日本語がうまくなっているのは、ポーランドで日本語の先生とよく話していたため。こう話す。「帰ってきてうれしい。まだ試合が結構残っているので、これからチームに入ってチームのために頑張って、J1に行けるようにやるしかない。それだけのために頑張る。気持ちだけでなく、グラウンドで見せたい。頑張ります」。

以上

2013.08.06 Reported by 尾原千明
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