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【J2日記】栃木:ぼにーと!(13.08.16)

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後方からのショット

パンチの効いた正面のショット

ピッチコンディションを確認することを、試合前のルーティーンにしているのがサビアとクリスティアーノのブラジル人コンビだ。前節の水戸戦でもスタジアムに到着後、2人で入念にピッチコンディションを確認していた。その様子を撮影していた時、ある異変に気が付いた。そう、サビアの髪型が、なんとも形容しがたい、奇抜でワイルドな髪型になっていたのである。

ロッカールームへと引き上げてきたサビアに、いつものように挨拶し、両サイドが極端に刈り上がった髪型について指摘すると、得意げにサビアはiPhoneを取り出したのである。そこには、やんちゃなお兄さんがオーダーしそうなモヒカンヘアーの謎が隠されていたのであった。

写真に写っていたのはサビアとクリスティアーノ。バリカンを持ったクリスティアーノが前泊先のホテルの鏡の前で、満面の笑みを浮かべているサビアの髪を刈っていたのだ。「クリスがやったの?」。そう問い掛けるとサビアは頷き、さらに前方を歩いていたクリスの頭を指差し、「あれは、俺がやったのさ」とジェスチャーで教えてくれた。サビアのカットセンスはクリスの写真を見れば確かなことが分かるが、クリスのセンスはサッカーほどではないことが同じようにお分かりいただけると思う。

「北関東ダービー」に向けて心機一転を図った2人は、2−4から3−4に追い上げるゴールを決めたものの、決意の断髪が勝利を引き寄せることには叶わなかった。しかし、今節こそは髪を切った2人が、チームの悪い流れも必ず断ち切ってくれると信じたい。でないと、あのサビアの髪型は浮かばれないのではないか、と密かに思っているのだが、皆さんはどうだろうか。

ちなみに、筆者はサビアと目が合う度に、「ボニート(かっこいい)!」と声を掛けている。気分がいい選手が活躍する、という松田浩監督の持論を参考にして。

以上

2013.08.16 Reported by 大塚秀毅
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