15日の練習はお盆休みということもあり、練習場は多くの家族連れで賑った。憧れの選手から貰うサインは、きっとこの夏一番の思い出になったことだろう。

しかし、夏は大人も子供に戻れる季節。練習後、選手たちが去ったグラウンドで５人の子供たち（首脳陣）によるサッカーゴルフ大会が行なわれた。大会に参加したのは高木琢也監督、服部順一強化部長、三好毅典ＧＫコーチ、原田武男U-18監督、國保塁コーチの５人。大会はボールをキックして、どこまで正確に目標に寄せられるかといったルールで行なわれ、練習中には決して見ることができない笑顔をたくさん見ることができた。

大会に優勝したのは原田武男U-18監督で、現役時代さながらのピンポイントで優しいパットを見せた。２位につけたのは高木琢也監督。大会終了後、この日はお盆ということで「ばあちゃんが待っている」と家路を急いだ。

長崎に加入した多くの選手が「このチームは選手同士で何でも話すし、一体感が凄い」と驚く。それは、おそらく監督や選手がいつまでも少年の心を忘れていないからかもしれない。

Meninos para sempre（いつまでも少年のままで）

以上

2013.08.16 Reported by 植木修平